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オリンパス、対角魚眼レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」

防塵防滴ボディに開放F1.8 最短撮影距離は12cm

オリンパスは、マイクロフォーサーズ用の魚眼レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」を6月下旬に発売する。価格は税別13万5,000円。

2月に開発発表していた対角魚眼レンズ。交換式レンズでは世界初というF1.8の明るさを実現した。「M.ZUIKO DIGITAL PRO」シリーズに属する。

同社によると、従来の魚眼レンズは明るいものでもF2.8と、F1.8より1.3段暗かった。これに高速シャッターとボディ内手ブレ補正を組み合わせることで、手持ちによる星空の撮影などが可能になるとしている。

レンズ構成は非球面レンズ1枚、スーパーEDレンズ3枚、EDレンズ2枚、スーパーHRレンズ1枚、HRレンズ2枚を含む15群17枚。前玉にHRレンズを用いてレンズ径を抑え、小型軽量化を図った。スーパーEDレンズ3枚は同社で過去最多。色収差やサジタルコマ収差の除去も図っている。

最短撮影距離は12cm(レンズ前2.5cm)。ゴーストやフレアを低減するZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングも施した。

6カ所のシーリングで防塵防滴仕様とした他、-10度の耐寒性能も有する。

レンズフードは固定式。耐衝撃性を考慮してプラスチック製とした。フィルターは装着できない。

最大撮影倍率は0.2倍。絞り羽根は7枚(円形)。最大径×全長は62×80mm。重量315g。

防水プロテクター用のオプションとして、従来より小型軽量化した「防水レンズポートPPO-EP02」(税別10万5,000円)、「フォーカスギアPPZR-EP05」(同1万円)、「遮光リングPOSR-EP10」(同4,500円)などを6月下旬に発売する。

OLYMPUS OM-D E-M1に装着したところ
OLYMPUS OM-D E-M1に装着したところ

(本誌:武石修)