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シグマ、「ニコンDf」でのレンズ動作について告知。D5300と同様

 シグマは3日、同社ニコン用交換レンズとニコン「Df」の組み合わせにおいて、手ブレ補正機構やAFが正常動作しない現象について発表した。11月19日に発表した「D5300」での現象と同様、レンズのファームウェア更新で対応する。

 対象製品は、ニコンD5300対応のファームウェアにアップデートされていないニコン用交換レンズ。なお、Dfとの組み合わせではレンズ内にAFモーターを搭載しない下記レンズも対象となる。

  • 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE
  • 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
  • 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF
  • 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
  • 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
  • MACRO 50mm F2.8 EX DG
  • MACRO 70mm F2.8 EX DG

 ファームウェアのアップデートは、同社カスタマーサポートで12月4日から無償で受け付ける。生産終了品についてもカスタマーサポートに問い合わせてほしいとしている。レンズの発送先および問い合わせ先は「ニコン「Df」の対応についてのご案内」に記載がある。

 また、一部の対応レンズ(新プロダクトラインに属するUSB DOCK対応製品)については、SIGMA USB DOCK経由で「SIGMA Optimization Pro」からファームウェアのアップデートを可能としている。

 今後、同社から出荷される対応済み製品には「D5300 compatible」「D5300,Df compatible」「Df compatible」のいずれかを記したシールが貼られるという。

(本誌:鈴木誠)