富士フイルム、光学30倍ズームのEVF搭載モデル「FinePix SL300」

　富士フイルムは、光学30倍ズームレンズを搭載したレンズ一体型デジタルカメラ「FinePix SL300」を8月11日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は3万円前後の見込み。カラーはブラックとホワイト。

　EVFやラバー付のグリップを採用する高倍率ズームモデル。レンズは焦点距離24-720mm相当（35mm判換算）の光学30倍ズームレンズで、開放F値はF3.1-5.9。約2cmまで被写体に寄れるスーパーマクロモードも利用できる。

　撮像素子は有効1,400万画素の1/2.3型CCD。CCDシフト方式の手ブレ補正機能も搭載している。

　高倍率ズーム機らしい機能としては、液晶モニターに撮影範囲のガイドフレームを表示し、ガイドフレーム外の状況を見ながらフレーミングできる「ねらい撮りズーム」や、ピントを固定した被写体にピントを合わせ続ける「自動追尾フォーカス」などがある。シャッターボタン1回押しで、等倍、1.4倍、2倍の3段階の撮影が可能な「ズームアップ3枚撮り」機能を備える。

　EVFは0.2型約20万ドット。視度補正機能も利用できる。

　本体上部にホットシューを装備。クリップオンストロボ「EF-20」「EF-X20」を装着できる。