パナソニック、「DMC-GH2」に“高ビットレート動画モード”を追加


 パナソニックは7日、マイクロフォーサーズカメラ「LUMIX DMC-GH2」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はVer.1.1。

LUMIX DMC-GH2

 11月11日に12月上旬の公開を予告していた新ファームウェア。更新内容は次の通り(ダウンロードページより引用)。仕様変更に伴う追加マニュアルもPDFで公開している。

  • 高ビットレート(24Mbps)で編集に適した[高ビットレート動画]モードを追加しました。
  • 電動パワーズームレンズ装着時に使用できる機能を追加しました。([焦点距離表示]、[ステップズーム]、[ズーム位置メモリー]、[ズーム速度]、[ズームリング操作])
  • AFエリア設定範囲をフルエリアに拡大しました。
  • オートブラケット撮影時の連写速度を改善しました。
  • 連写撮影の連続撮影コマ数を改善しました。
  • [EXテレコン]機能を、静止画・動画別々に設定可能にしました。
  • ストロボ調光精度を改善しました。
  • 動画撮影中のAF性能を改善しました。
  • バッテリー残量がなくなったときの音量を[電子音音量]の設定に連動しました。
  • [半押しレリーズ]機能を追加しました。
  • 高感度撮影時のノイズ感を改善しました。
  • タッチパネル操作を禁止する機能を追加しました。

 新たに追加された高ビットレート動画は、1,920×1,080ピクセル/約24MbpsのAVCHD。コマ数は30p(センサー出力30コマ/秒)、アスペクト比は16:9。これまで24Mbps記録時のコマ数は24p(センサー出力24コマ/秒)だった。

 カメラ以外での再生および取り込みには、対応するブルーレイディスクレコーダーまたは最新版にアップデートした「PHOTOfunSTUDIO 6.0 BD Edition」をインストールしたパソコンが必要。




(本誌:鈴木誠)

2011/12/7 15:50