カシオ、東北地方太平洋沖地震の影響について発表


 カシオ計算機株式会社は14日、東北地方太平洋沖地震による影響について発表した。

 東北地方の従業員に重大な人的被害はなく、引き続き家族などの安否確認を進めているという。

 生産活動に関しては、操業再開へ向けた設備の状況と安全確認、資材およびインフラの確認を行なっている。点検・確認を完了次第、操業を再開予定としている。

 営業活動については、建物の大きな被害は見られないものの、ライフラインなどが遮断され影響が見込まれる。被災地および顧客の復旧支援を行なうとともに、社員・家族、各拠点の被災情報収集と対応策の検討・実施を進める。

 今回の地震による業績に与える影響は調査中。重大な影響が見込まれる場合は追って開示する。

(本誌:鈴木誠)

2011/3/15 12:24