富士フイルム、「FinePix REAL 3D W1」の16:9記録ファームウェア


FinePix REAL 3D W1

 富士フイルムは9日、3D写真の撮影と再生が可能な「FinePix REAL 3D W1」について、最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は2.00。

 更新することで、静止画の16:9記録が可能になる。

 Fボタンを押すことで表示する「F-モードメニュー」のうち、「画像サイズ」メニューから選択が可能。記録解像度は1,920×1,080ピクセル。対応テレビでのフルHD表示が行なえる。従来は4:3と3:2が選べた。

 FinePix REAL 3D W1は、3D映像を撮影・鑑賞できるデジタルカメラ。2つのレンズと2つの撮像素子が捉えた映像を3D映像として記録する。背面の液晶モニターは裸眼での立体視が可能。発売は2009年8月。実勢価格は5万円前後。




(本誌:折本幸治)

2010/4/9 16:39