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249g以下の折りたたみ式Vlogカメラドローン「DJI Flip」
全面保護ガード搭載で安全に空撮が可能に
2025年1月15日 12:30
DJI JAPAN 株式会社は、折りたたみ式のプロペラを搭載した軽量Vlogカメラドローン「DJI Flip」を1月14日(火)に発売した。
訓練や知識がなくても安全に飛行できる設計を採用したというドローン。「DJI Neo」と同じく、スマートフォンと接続することで送信機なしでの操作にも対応し、音声操作機能も搭載する。
価格は、本体のみの標準モデルが6万6,660円、操縦用送信機「DJI RC 2」を同梱したモデルが9万3,390円。予備バッテリーや専用充電ハブなどを追加した「DJI Flip Fly Moreコンボ」が11万2,750円。
1/1.3インチCMOSセンサーを搭載し、4K/60fpsでのHDR動画撮影を実現。スローモーション撮影は4K/100fpsでの記録に対応。10bit D-Log Mカラーモードも備える。静止画は最大48MPで記録できる。
カーボンファイバー製のプロペラ保護ガードは従来のポリカーボネート製と比べて1/60の軽量化を実現しながら、ポリカーボネート同等の剛性と耐久性を確保したという。
AIを活用した被写体追跡機能により、森林でのハイキングや山岳地帯での登山時でも、使用者を自動で追尾しながら撮影が可能。自撮りに最適なドローニー、サークル、ロケット、スポットライト、ヘリックス、ブーメランの6種類のスマート撮影モードを備える。4:3アスペクト比のセンサーにより、縦向き映像でも2.7Kの解像度を維持でき、SNS投稿に適した映像を撮影できる。
DJI RC-N3またはDJI RC 2送信機との組み合わせでDJI O4映像伝送システムを利用可能。1080p/60fpsの映像を、最大8km伝送できる。耐干渉性能も向上し、遠方の風景も鮮明な映像で確認できるという。
自動ブレーキ機能を備えた3D赤外線検知システムにより、衝突を回避する安全機能を搭載。1回の充電で最長31分の飛行が可能としている。
外形寸法は展開時が233×280×79mm、折りたたんだ状態では136×62×165mm。離陸重量は249g以下。