8K HDR撮影に対応した360°アクションカメラ「QooCam 3 Ultra」

Kandao Technology（中国・深圳）は、360°撮影に対応したアクションカメラ「QooCam 3 Ultra」を8月29日（木）に発売した。直販価格は9万6,800円。

8K 10bit HDR撮影に対応するアクションカメラ。1/1.7インチの撮像素子を搭載し、開放F値F1.6のレンズと組み合わせることで低照度環境の撮影でも活用できるという。

動画撮影では8K/30fpsの高解像度撮影に加え、5.7K/60fpsの高フレームレート撮影、120fpsのスローモーション撮影に対応。シングルレンズモードを搭載し、広角のアクションカメラとしても使用できる。色再現性においては、10 bitのBT.2020に対応する。

静止画では最大9,600万画素の360°撮影に対応。「ダイナミックレンジブースト」機能を搭載しており、この機能により逆光などの場面でも豊かな階調表現を実現できるという。その際は14bitのDNG形式で記録される。

本体には2.19型のタッチスクリーンを搭載し、モード切り替えをはじめとした撮影設定や、再生操作などを行える。

また、360°での録音のため、4方向対応のマイクを内蔵する。

本体にGPS機能を内蔵しており、撮影位置の記録が可能。

メモリーカードはmicroSD。128GBの内蔵メモリーも利用できる。

電源には2,280mAhの交換式バッテリーを採用。充電ケースと組み合わせることで長時間の撮影に対応している。

防塵防水性能はIP68規格に対応。

編集作業については、専用アプリ「QooCam 3」またはデスクトップソフト「QooCam Studio 2.0」を使用することで、360°映像の編集作業を行うことができる。今後のファームウェアアップデートにより、カメラ内でのオフラインステッチ機能やライブストリーミング機能の追加も予定されているという。

主な仕様