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ZOOMから32bitフロート対応の2トラックハンディレコーダー
USBオーディオインターフェースも搭載
2024年8月15日 10:53
株式会社ズームは、32bitフロート録音に対応したハンディレコーダー「H1 XLR」を8月下旬に発売する。価格は1万7,900円。
2入力/2トラック(モノラル×2または、ステレオ)での録音を可能とするハンディレコーダー。
ゲイン調整不要で、大きな音から小さな音まで録音できるというデュアルADコンバータ回路を搭載。
また、広いダイナミックレンジでの録音を可能とする32bitフロートへの対応により、解像感を保ったままでの音量調節や低ノイズでの録音が可能。
入力端子として、XLR、TRSフォーン、ステレオミニの3種類を搭載。ライン(スタジオレベルの+4dBuに対応)または、外部マイクによる録音も可能。
EIN(Equivalent Input Noise)-122dBuの超低ノイズフロアを実現したマイクプリアンプを搭載し、48Vファンタム電源にも対応する。
最高96kHzサンプリング(32bitフロート固定)のモノラルまたは、ステレオWAV形式での記録が可能となっている。
ゲイン調整を不要とする構造であるため、撮影シーンに応じたガンマイクやワイヤレスマイクを使用しても、音割れなく、鮮明なオーディオが録音できるという。
Windows/macOS/iOS/Android OSデバイスで動作する、32bitフロート対応のUSBオーディオ・インターフェース機能も搭載する。
この他、内蔵スピーカーやヘッドフォンを通して、設定メニューを音声で読み上げるアクセシビリティ機能を装備。入力音のバランスを調整できるミキサー機能、専用ボリューム付きのヘッドフォン出力、オーディオ波形や録音時間などを表示する有機ELスクリーンなども搭載する。
電源は、単3形アルカリ電池×2本(約12時間駆動/ファンタム電源オフ)のほか、別売のUSB ACアダプター(AD-17)、USB Type-C給電(モバイルバッテリー駆動も可能)に対応。
最大1TBのmicroSDXCカードをメモリーカードとして使用する。
入力
MIC/LINE(モノラル)
- コネクタ:XLR/TRS コンボジャック×2(XLR:2 番HOT、TRS:TIP HOT)
- 入力ゲイン:調整不要(デュアルADコンバータ回路採用)
- 入力インピーダンス:MIC 2.7kΩ以上、LINE 1kΩ以上
- 最大入力レベル:MIC +4dBu、LINE +24dBu
- ファンタム電源:+48V
- チャンネル合計:10mA以下
- 入力換算雑音:MIC -122dBu以下(IHF-A)@150Ω input、LINE -100dBu以下(IHF-A)@600Ω input
入力 MIC/LINE IN端子
- コネクタ:ステレオミニジャック
- 入力インピーダンス:2kΩ
- プラグインパワー:2.5V
出力
PHONE/LINE OUT端子
- コネクタ:ステレオミニジャック
- 最大出力レベル:20mW+20mW(32Ω負荷時)
- 出力インピーダンス:10Ω以下
内蔵スピーカー
- タイプ:20mm×30mm 楕円型ダイナミックスピーカー
- 実用最大出力:250mW
レコーダー
- 録音フォーマット:WAV 44.1/48/96kHz、32-bit float、ステレオ/モノラル、BWFとiXMLフォーマット対応
- メモリーカード:microSDHC(4GB~32GB)、microSDXC(64GB~1TB)
USB
- コネクタ:USB Type-C
- オーディオインターフェース:USB Audio Class 1.0
- 入出力数:2in/2out(Stereo)
- サンプリング周波数:44.1、48kHz
- ビット深度:16-bit、32-bit float
電源
- 単3電池×2(アルカリ乾電池、ニッケル水素蓄電池、リチウム乾電池)
- ACアダプター(ZOOM AD-17:DC 5V/1A)
※USB バスパワー動作対応
使用時間目安(ファンタム電源オフ)
- アルカリ乾電池:約4時間
- ニッケル水素蓄電池(1,900mAh):約3時間
- リチウム乾電池:約9時間
使用時間目安(ファンタム電源オン)
- アルカリ乾電池:約12時間
- ニッケル水素蓄電池(1,900mAh):約11時間
- リチウム乾電池:約19時間
外形寸法
62.1×107×39.3mm
質量
164g(電池を含む)