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「FUJIFILM X-S10」のファームウェア2.00が6月末に公開。テザー撮影やジンバルからの制御など

FUJIFILM X-S10

富士フイルム株式会社は6月23日、ミラーレスカメラ「FUJIFILM X-S10」の最新ファームウェアを6月末に公開すると発表した。バージョン番号は2.00となる。

予告している更新内容は以下の3点(引用)。

新たにテザー撮影に対応

お手持ちのパソコンに「Capture One」*1・「Tether Shooting Plug-in for Adobe Photoshop Lightroom」・「FUJIFILM X Acquire」のいずれかをインストールし、「X-S10」を接続することでテザー撮影機能がご利用可能になりました。テザー撮影機能はUSBケーブル接続だけでなくワイヤレスネットワーク(Wi-Fi)接続経由でもご利用いただけます。
*1「Capture One」の対応状況はCapture One社のホームページをご覧下さい。

USB通信による動画撮影の制御がジンバルから可能に

「X-S10」と、「X-S10」の本機能に対応したジンバルを組み合わせることで、動画撮影の開始・終了、動画撮影の露出条件(シャッタースピード、絞り、ISO感度、露出補正)の設定、マニュアルフォーカスのピント調整が制御可能になりました。Guilin Zhishen Information Technology Co., Ltd(ZHIYUN)が対応製品の提供を表明しております。

機能別ロックが可能に

セットアップメニューの操作ボタン・ダイヤル設定にロックが追加されました。ボタン・ダイヤルを個別にロックする「機能別ロック」機能がご利用可能になりました。ダイヤルやボタンの誤操作を防止できます。

本誌:宮本義朗