親指サイズのアクションカメラ「Insta360 GO 2」。充電ケースがミニ三脚に

Insta360Japan株式会社は3月10日、アクションカメラ「Insta360 GO 2」の予約受付を開始した。充電ケース、磁気ペンダント、簡易クリップ、ピボットスタンド、レンズ保護フィルターが同梱された標準セットの販売価格は3万6,300円（税込）。

本体重量27gで“親指サイズ”の超小型アクションカメラ。付属のアクセサリーと組み合わせることで、車やペット、自身の衣服などに取り付けて手軽にハンズフリー撮影ができる点が特徴。従来モデル「Insta360 GO」から手ブレ補正や画質面が向上し、付属の充電ケースは三脚やハンドグリップ、リモコンとしても使用できるようになった。カメラ本体はIPX8等級の防水性能を備えている。

付属の磁気ペンダントを使用して衣服に装着することも可能

ピボットスタンドを利用してペットにつけることも

1/2.3インチのイメージセンサーを搭載。動画は3K、静止画は900万画素で撮影可能。従来モデルよりも鮮やかで精細感のある映像を実現しているという。

同社の象徴的な機能だという「FlowState手ブレ補正」や「水平補正アルゴリズム」を搭載しており、揺れや衝撃を抑制して安定した動画撮影が可能としている。

カメラ正面

カメラ背面

カメラの充電は、付属の充電ケースを利用して行う。カメラのフル充電3回分に対応。ケースに入れたままの撮影にも対応するため、カメラとケースのバッテリーを併用した場合、最大で約150分の撮影が可能としている（従来モデルは約60分）。ケースへの充電はUSB Type-C端子を使用。

充電ケースはリモコンとしても使用が可能。内蔵のBluetoothで接続して、距離約10mの遠隔操作に対応する。また、ケースの底面が開き、三脚として使用できるほか、ハンドグリップとして自撮り撮影も可能としている。1/4インチネジ穴を備えており、自撮り棒（別売）などのアクセサリーに装着して使用できる。

充電ケース

ケースを開くと三脚として使用できる

スマートフォンアプリでは、リアルタイムプレビューや各種設定変更、撮影後の編集も可能。AI編集機能「FlashCut 2.0」を搭載しており、アプリ内のテンプレートからテーマ（スポーツ、旅行、ペットなど）を選ぶか、好きなショットをいくつか選ぶだけで、自動編集によるショートムービーが作成できる。編集後はSNSへの投稿も可能。

最高6倍速のハイパーラプス撮影に対応。120fpsで撮影するスローモーションモード（4倍）も搭載している。このほかタイムラプス撮影にも対応しており、夜間撮影時に撮影インターバルと露光時間をカメラ側で自動で設定する「ナイトラプスモード」も選択できる。

搭載レンズは35mm判換算11.24mm相当・F2.2。画角は120度。画角110度となるが、より揺れや衝撃の抑制に有効という「アクティブビュー」も用意し、自転車に取り付けて撮影するときなどにお勧めだとしている。

ISO感度はオート、もしくは100～3200。ホワイトバランスはオート、2,700K、4,000K、5,000K、6,500K、7,500Kから選択。

カメラの外形寸法は52.9×48.54×26.6mm。重量は26.5g。充電ケースの外形寸法は、68.1×48.54×26.6mm（閉じた状態）。重量は63.5g。

なお、カメラ本体と充電ケースが黄色と青でデザインされた「ミニオンズ特別版」も近日発売予定。Insta360公式ストアのみの取り扱いで、販売価格は3万9,725円（税込）。

主な仕様