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ニコン、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの最新ファームウェア

第二世代Zシリーズの設定を情報パネル表示に反映できるように

ニコンは、Zマウント用交換レンズ「NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S」の最新ファームウェアを11月4日に公開した。

更新バージョンはVer.1.10。内容はZ 7II(12月発売予定)とZ 6II(11月6日発売)で、カスタムメニューから「フォーカス回転方向の変更」を[する]に設定した場合に、鏡筒に備え付けられている情報パネル上でも距離指標の回転方向を変更できるようにするというもの。

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sは2019年4月に発売されたZマウント用の交換レンズ。新たに反射防止コーティング「アルネオコート」を採用したほか、従来のナノクリスタルコートも継承。画面内に光源を入れた場合でもヌケの良いクリアーな画像が得られる点などをポイントにしている。他のF2.8シリーズと同じくレンズ鏡筒に焦点距離や絞り値などを表示できる電子表示式の情報パネルを備えている。今回のアップデートはこれの機能強化。実勢価格は税込30万5,000円前後。

本誌:宮澤孝周