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シグマ、同社EFマウント用レンズと「EOS R5」の動作検証結果を公開

純正アダプター+SGVレンズで"一般動作に問題がない事を確認"

SGVレンズのひとつ「SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM|Art」

シグマは9月29日、キヤノン「EOS R5」における同社製キヤノンEFマウント用交換レンズの動作検証の結果を公開した。検証環境は「マウントアダプター EF-EOS R シリーズ」との組み合わせ。

Contemporaryライン、Artライン、Sportsラインに属するSIGMA GLOBAL VISION(以下SGV)の交換レンズにおいて、AE、AF、手ブレ補正などの一般動作に問題がないことを確認したという。

併せて、以下の注意点を案内している。

・2017年以前に発売されたSGV交換レンズについては、レンズファームウェアをVer.2.00以降にアップデートする必要がある。発売年はレンズ鏡筒のエディションナンバー(A017やC015など)で確認できるという。

・レンズ光学補正を使用する場合は、デジタルレンズオプティマイザを[しない]に設定した後、「レンズ光学補正」機能の「周辺光量補正」「色収差補正」「歪曲収差補正」を[する]に設定。

・センサー面の横約80%×縦約80%でAFが可能。

・手ブレ補正機構(OS)非搭載のレンズにおいて、SIGMA Optimization Pro上でMF切り替え機能を「切り替える」に設定していると、ボディ内手ブレ補正は使用できない。レンズ出荷時の設定は「切り替えない」。

・SGVレンズ以外の交換レンズでは手ブレ補正が最適に動作しないため、カメラ側で手ブレ補正を「切」にするか、手ブレ補正(OS)搭載レンズではOSスイッチをOFFにして使用する。

・SGVレンズ以外の交換レンズでは、十分な合焦速度や精度が得られないことがあるため、必要に応じてマニュアルフォーカスで撮影する。

本誌:鈴木誠