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よしみカメラ、センサー前に装着するフィルターのオリンパス用を拡充
星景撮影向けのものや赤外線カット/パスタイプなど
2020年7月16日 10:10
株式会社よしみカメラは、STC社の「Olympus M43用クリップフィルター」において、対応するフィルターのラインナップを拡充し、7月14日より販売を開始した。
これまで「ナイトスケープフィルター」のみ販売を行ってきたが、新たに「センサープロテクター」「NDフィルター」などをラインナップする。同社直販サイトでの販売価格は税別9,600~3万9,800円。
クリップフィルターは、ボディ内部(カメラマウントとイメージセンサーの間)に固定する専用のフィルターアイテム。
ボディ内部に装着するためレンズ交換の影響を受けず、フィルター効果を保持できるのが特徴。また、フィルター非対応レンズであってもフィルター効果が得られるほか、レンズ毎にフィルターを用意する必要がなくなるのもメリットだとしている。
なお、いずれの製品もカメラメーカー純正品ではなく、取り付け位置もイメージセンサーなどの繊細な部品に近いため、使用する際は自己責任で注意して扱いたい。
センサープロテクター
撮像素子(センサー)にホコリやごみが付着するのを防ぐためのフィルター。販売価格は、税別9,600円。
ND16/ND64/ND400/ND1000
光量を低下させるフィルター。ND16は絞り4段相当、ND64では絞り6段相当、ND400は8と2/3段相当、ND1000は10段相当の減光がそれぞれ可能。販売価格は、いずれの製品も税別9,600円。
アストロ マルチスペクトラ
ナトリウム灯などの人工光をカットし、天体撮影の防げとなる光害を除去することを目的としたフィルター。販売価格は、税別2万4,800円。
アストロ デュオ ナローバンド
都市の人工照明の干渉や月明かりを低減し、HαとOIIIの波長を強調できるという星景写真向けのフィルター。販売価格は、税別3万9,800円。
アストロ ナイトスケープ
センサーに到達する光を極力減らすことなく、有害光だけを「マイルドに」吸収(反射)できるというフィルター。星景写真に向くという。販売価格は、税別1万9,800円。
IR Pass
赤外線透過タイプのフィルター。特性に応じて590nm、720nm、850nmの3種類をラインナップする。販売価格は、いずれも税別1万800円。
なお、590nmでは多くの可視光が透過するため鮮やかな色が得られ、720nmは一般的な赤外撮影に対応できるという。
また、850nmは白黒の赤外撮影に適しており、透き通るホワイトと深みのあるブラック表現ができるとしている。
UV-IR CUT635nm
赤外線をカットするフィルター。赤外線を透過させずに可視光を透過させることができる。波長は625nm。販売価格は、税別1万2,000円。
対応機種・レンズ
使用可能な製品
OM-D E-M1X
OM-D E-M1 Mark III
OM-D E-M1 Mark II
OM-D E-M1
OM-D E-M5 Mark III
OM-D E-M5 Mark II
OM-D E-M10 Mark III
OM-D E-M10 Mark II
OM-D E-M10
PEN-F
PEN E-PL9
PEN E-PL8
PEN E-PL7
※OM-D E-M5および、パナソニック製カメラでは使用できない
使用可能なレンズ
全てのオリンパス純正レンズ