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自在に変形できるリフレクター「FlashBender3」にXLサイズが追加

クリップオンストロボ用 バックルで迅速着脱 グリッドなど付属

イメージビジョン株式会社は、Expoimaging社の新製品として、クリップオンストロボ用のリフレクター「ROGUE FlashBender3 XL Pro」を7月3日に発売する。希望小売価格は、税別1万5,000円。

FlashBender3 XL Proは、クリップオンストロボ用の反射板「ROGUE FlashBender」シリーズの最新モデル。リフレクターのほか、グリッド、ディフュージョンパネル、ポーチで構成されている。

リフレクターはサイズが33×41cmで、同シリーズ最大の大きさになるとしており、自由な形状に変形できるとしている。反射面はシルバー。対応クリップオンの周囲の最大サイズは43cmまで。ニッシンのi40や同MG80 Proのほか、Profoto A1/A1Xなどの丸型ヘッドのストロボにも装着できるという。

リフレクターは形状を自在に調節することが可能となっているため、クリップオンストロボひとつで「フレアが起きないようにする」「背景に光が回らないようにする」「被写体に当てず背景だけに光を当てるようにする」といった使い方ができる、としている。

また、筒状に成形してスヌート化することで、顔だけに光を当てるといった運用も可能。

同キットには、アクセント・エッジ・リムのライティングを作るための「ストリップグリッド」や、ソフトボックスとして使用するための「ディフューズパネル」、これらを持ち運ぶための「トラベルバッグ」を同梱する。

なお、クリップオンストロボへの固定は、従来モデル「FlashBender2 XL Pro」では面ファスナーを採用していたのに対し、同製品ではバックルを利用した「クイックリリースバックル」となっている。これにより、装着スピードを短縮できるという。

バックルに加え、装着部両端に面ファスナーを備えているため取り付け部が周囲17cmまでの小型ストロボにも固定が可能だとしている。

さらには、リフレクターの裏地に滑り止めを設けることで、装着時のずり落ちや装着後の抜け落ちにも配慮した構造になっているという。

主な仕様

対応クリップオンストロボ周囲

17~43cm

外形寸法

リフレクター(シルバー):33×41cm
ストリップグリッド:16.5×35.5cm
ディフューズパネル:29×40.5cm(ソフトボックス時の発光面は29×33cm)
トラベルバッグ:20×50cm

重量

リフレクター(シルバー):300g
ストリップグリッド:70g
ディフューズパネル:60g
トラベルバッグ:33g

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。