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TetherTools、テザー撮影をワイヤレス化する「エアーダイレクト」
Capture One、Lightroom、純正テザーソフトなどに対応
2020年5月21日 09:00
銀一株式会社は、TetherToolsの無線システム「エアーダイレクト ワイヤレステザリングシステム」を5月26日に発売する。
ケーブル接続のような安定感を持ちながら、ワイヤレスでのテザー撮影が可能になるという製品。カメラと対応するテザリングソフトの間をUSBケーブルに代わってワイヤレスで接続する。
対応カメラは、オリンパス、キヤノン、ソニー、ニコン、ハッセルブラッド、パナソニック、フェーズワン、富士フイルム、ライカのUSB端子搭載機種。
ソフトウェアは、Capture One、Lightroom Classic、SMART SHOOTER 4ほか、カメラメーカーが提供するEOS Utilyty、Sony Imaging Edge、FUJIFILM Acquire、Hasselblad Phocus、LUMIX Tetherなどでも使えるという。
なお、Windows10以降とmacOS(High SierraもしくはMojave)に対応するが、macOS Catalina 10.15.1以降は互換性の問題が起こる可能性があるとして、現時点では非推奨となっている。
また、スマートフォン用アプリ「Air Remote Mobile」と接続して、スマートフォンからの撮影操作も可能としている。
エアーダイレクト ワイヤレス テザリング システム
カメラのUSB端子に接続し、ワイヤレス化するための製品。アクセサリーシューに固定できる。希望小売価格は税別4万9,000円。
USB Type-C接続と802.11ac対応のデュアルバンドWi-Fiにより、高速で信頼性の高い画像転送を実現したという。仮想的なPTP接続を行い、テザリングソフトウェアのカメラコントロール機能をすべて利用できるとしている。
電源は対応バッテリー「オンサイト LP-E6/N バッテリー フォー エアーダイレクト アンド キヤノン」(本体に付属。単体価格は税別3,800円)もしくは、付属のDCケーブルでモバイルバッテリーやAC電源を使える。
外形寸法は39×92×68.6mm。重量は170g。伝送距離は最大60m(2.4GHz使用時)。
エアーダイレクト アルカ クランプ フォー L-ブラケット
エアーダイレクト本体を、市販のLブラケットを介してカメラ側面に取り付けるための製品。希望小売価格は税別3,800円。
Lブラケットのアルカスイス形状プレート部分に固定し、アクセサリーシュー部分にエアーダイレクト本体を取り付ける。