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SIGMA、Artラインに28mm F1.4を追加
最新の設計・素材・加工技術を投入
2018年9月26日 14:37
株式会社シグマは、ドイツで開催中のフォトキナ2018において、大口径単焦点広角レンズ「SIGMA 28mm F1.4 DG HSM | Art」の開発を発表した。発売日および価格は未定。対応マウントはシグマ用、ニコン用、キヤノン用、ソニーE用で展開する。
焦点距離28mmの広角レンズをArtラインのクオリティで実現した製品。この焦点距離の登場により、広角単焦点レンズのArtラインは14mmから35mmまで計5本(14mmはF1.8、20mm~35mmまではF1.4)のラインナップとなる。
Artラインは、同社製交換レンズのプロダクトラインのひとつ。他にContemporary、Sportsの2つのラインがある。2012年のフォトキナでこれら3ラインに製品を統合・展開することが告知され、Artラインにおいては35mm F1.4を皮切りに単焦点レンズを充実させてきた。
今回の28mmのArt化では、これまでのArtラインで蓄積してきたノウハウを基盤に、最新の設計と素材、加工技術を投入。FLDガラス2枚、SLDガラス3枚を採用したほか、大口径非球面レンズを含む非球面レンズ3枚を効果的に配置することで倍率色収差を徹底的に補正したとしている。
またサジタルコマフレアやディストーションの補正も徹底することで、画面周辺部まで高い解像感を実現したとしている。
この他レンズ最前面には撥水防汚コーティングが施されている。鏡筒各所のシーリング加工による防塵、防滴も実施した。
本製品も既存のライン同様、マウントコンバーターMC-11やSIGMA USB DOCKが使用できるほか、マウント交換サービスを受けることができる。