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ニコン、手頃なDX広角ズーム「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」

約230gの小型軽量レンズ

ニコンは、交換レンズ「AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR」を6月30日に発売する。希望小売価格は税別4万1,500円。

35mm判換算15-30mm相当のDXフォーマット(APS-Cフォーマット)広角ズームレンズ。標準ズームレンズ(AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR)に迫るサイズ感(全長約1cm、最大径約13mm、重量約25g差)が特徴。D5600やD3400などのDXフォーマット機と組み合わせることで、より手軽に持ち歩けるようになるとしている。手ブレ補正効果は最大3.5段分。

また、画像周辺部まで像の歪みや諸収差の効果的な抑制、最新のDXフォーマットデジタル一眼レフカメラに対応する高い解像力など、非球面レンズ3枚を採用した最新の光学設計により、高い描写性能を有する。

STM(ステッピングモーター)の搭載により、高速かつ静粛性に優れたオートフォーカスが可能。動画撮影時など、レンズの駆動音が気になる場面でも快適なオートフォーカスが可能だという。

バヨネットフード「HB-81」とソフトケース「CL-1015」を付属する。

バヨネットフード「HB-81」

レンズ構成は11群14枚(非球面レンズ3枚)。絞り羽根は7枚。

最短撮影距離は0.22m(ズーム全域)。最大撮影倍率は0.17倍。フィルターサイズは72mm。

外形寸法(最大径×レンズマウント基準面からレンズ先端まで)は約77×73mm。重量は約230g。

AF-Pレンズのため、D4シリーズ、D3シリーズ、D2シリーズ、D1シリーズ、D800シリーズ、D700、D610、D600、D300シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70シリーズ、D60、D50、D40シリーズ、D7000、D5100、D5000、D3200、D3100、D3000およびフィルム一眼レフカメラでは使用できないとしている。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。