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パナソニック、60倍ズームレンズ搭載「LUMIX FZ85」

20-1,200mm相当 空間認識AFや4Kフォトを搭載

パナソニック株式会社は、レンズ一体型デジタルカメラ「LUMIX DC-FZ85」を3月10日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別4万7,000円前後の見込み。

35mm判換算での焦点距離20-1,200mm相当F2.8-5.9の60倍ズームレンズを搭載したモデル。超解像iAズームを使用すると同2,400mm相当での撮影も可能。空間認識AFを採用したことでAF速度は広角端0.09秒、望遠端0.10秒を実現した。

なお、別売のテレコンバージョンレンズ(DMW-LT55)とデジタルズームを併用すれば同8,160mm相当での撮影ができる。

撮像素子は1/2.3型で有効1,810万画素の高感度MOSセンサー。最高感度はISO6400。4K(30p)動画に対応するほか、30コマ/秒で4K画像を連写できる「4Kフォト」機能も利用可能。

撮影後にピント位置が異なる写真を選べる「フォーカスセレクト」モードや連写合成で被写界深度の深い画像が得られる「フォーカス合成」モードを備える。

最短撮影距離は広角端が30cm、望遠端が1.5m。マクロモードでは広角端で1cmの接写ができる。

液晶モニターは約104万ドットの3型でタッチパネル式。約117万ドット相当のEVFも内蔵。Wi-Fi機能も備える。

電源はリチウムイオン充電池。記録可能枚数は約330枚。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

外形寸法は約130.2×94.3×119.2mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は616g。

本誌:武石修