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キヤノン、SDカード型のWi-Fiアダプター

スマホへの画像転送やリモート撮影が可能 EOS 7D Mark II新キットも

キヤノンは、Wi-Fiアダプター「W-E1」を9月下旬に発売する。希望小売価格は税別5,000円。

同社のデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」のSDカードスロットに挿入することで、スマートフォンやパソコンなどとWi-Fi接続ができるアクセサリー。

スマートフォンやタブレットではアプリ「Camera Connect」を、パソコンではソフト「EOS Utility」を使うことでカメラ内の画像転送、閲覧、静止画のリモート撮影が可能になる。

W-E1はSDメモリーカードのような形をしているが、データ記録の機能はない。対象のカメラはいずれもデュアルスロットになっており、W-E1と別に挿入したCFにデータを記録する。

なお、W-E1の使用にはカメラのファームウェアアップデートが必要となる。ファームウェアの公開時期はEOS 7D Mark IIが9月上旬、EOS 5Ds/5Ds Rが11月。

これらの機種は本体にWi-Fi機能を持たないが、無線LANが使えるオプションとしてワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E7B」が発売済み。

また、EOS 7D Mark IIにW-E1と標準ズームレンズを同梱した「EOS 7D Mark II・EF-S18-135 IS USM レンズキット・W-E1」を9月下旬に発売する。価格はオープン。直販価格は税別25万8,750円。

EOS 7D Mark IIは、APS-Cサイズの有効約2,020万画素センサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。約10コマ/秒の連写速度や視野率約100%の光学ファインダーなどを備える。発売は2014年10月。ボディのみの実勢価格は税込15万9,840円前後。

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMを装着したEOS 7D Mark II