岡嶋和幸の「あとで買う」

1,998点目:鉄道写真界のレジェンドによる私鉄写真集

広田尚敬『広田尚敬 大手私鉄大全』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

広田尚敬『広田尚敬 大手私鉄大全』

日本の鉄道写真の世界を切り拓いた広田尚敬さん。多くの鉄道ファンから敬愛され、90歳を過ぎた今も精力的に撮影を続けられています。

子どものころから鉄道に魅せられ、14歳のときに初めて鉄道写真を撮影されたのだとか。私も写真を始めたきっかけが鉄道だったので親近感を覚えます。

それから70年以上も撮り続けられているなんて本当にすごいです。本書は1970年代後半から80年代初頭にかけて大手私鉄各社を撮影したシリーズです。

現時点では第1巻と第2巻が刊行されていて、近鉄の上下巻になります。第1巻は近鉄特急と大阪系統の通勤車両、第2巻は名古屋線と支線の車両、機関車、事業用車などの写真を多数掲載。

第3巻は11月10日、第4巻は12月21日に発売される予定で、東武鉄道の上下巻のようです。このシリーズはいつまで続くのでしょう。

私は福岡出身なので西日本鉄道、上京してからは西武線沿線に住んでいたので西武鉄道の昔の写真を見てみたいです。

販売価格は4,950円です。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。