岡嶋和幸の「あとで買う」

1,059点目:用途や収納力で選べるトートバッグ

エレコム「BM-TBGDBK」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エレコム「BM-TBGDBK」

179点目で紹介したハクバの「IND2 T200 トートバッグ」を、購入から2年以上が経過した今でも毎日のように持ち歩いています。とはいえ少し傷んできたので次のトートバッグを探し始めているのですが、これを超える製品がなかなか見つかりません。最近登場したエレコムのビジネストートバッグの保護タイプは、見た目の印象が近いため最有力候補。販売価格は7,000円前後です。

ポイントはA4サイズの書類や雑誌、あるいは14インチまでのノートPCの収納スペースがあることと、両側面に折りたたみ傘やペットボトルなどが入れられるサイドポケットがある点です。それらは現在愛用している製品でも気に入っているため欠かせない装備です。

カメラやレンズを持ち運ぶときはインナーケースを利用するのでビジネス用でもまったく問題ないのですが、ショルダーストラップがないため、肩掛けや斜め掛けができないのが残念。ショルダーバッグとしても使えるトートバッグという点も現在愛用している製品の魅力でもあるため、ほかを探すことになりそうです。

エレコムの同シリーズにはトートバッグ、ショルダーバッグ、バックパックの3Wayタイプもラインアップされていて「惜しい!」といった感じ。縦長なのとマチ幅があまりないので、カメラやレンズなどの出し入れもやりづらそう。ほかに大容量タイプと整理タイプのトートバッグもラインアップされています。

お知らせです。私が講師を担当するキヤノンの「写真表現講座」ですが、4月スタートクラスの抽選申込受付が明日、3月25日(月)17時までとなっております。定員6名の少人数制の3回コースです。自分らしい作品づくりに挑戦したい方は、この機会にぜひ受講いただければと思います。30歳以下の方限定の受講料割引もあります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。