岡嶋和幸の「あとで買う」

754点目:記録メディアを安全に守るアルミ削り出しケース

Angelbird「Media Tank」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Angelbird「Media Tank」

今回は大切な記録メデイアをしっかり保護できるケースです。雨、ホコリ、塩、砂、雪などの外的要因から守られるように設計されていて、アルミニウムの削り出しによる精巧な作りであるなど信頼性の高い製品です。軽量である点も魅力です。耐久テストをクリアした堅牢なロック機構を採用し、不用意にケースが開いてしまうようなことはないようです。耐衝撃性にも優れています。

SDカード用、CFastカード用、CFexpress Type Aカード用、CFexpress Type Bカード用の4タイプがラインアップされています。いずれも4枚の記録メディアが収納できます。ケース自体はサイズなどは同じで、中の仕切りが異なるだけ。記録メディアを確実に固定し、出し入れもしやすいようにデザインされています。販売価格は1万7,500円前後と少し高めです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。