岡嶋和幸の「あとで買う」

516点目:大量の記録メディアの整理に困っている人に便利

Kiorafotoのメモリーカードケース

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Kiorafotoのメモリーカードケース

この製品を目にしたときに、記録メディアの空き容量がなくなると新しく購入するというフォトスクールの生徒さんのことを思い出しました。元々はフィルムカメラユーザーで、時代の流れでデジタルカメラに乗り換えた感じです。

ところがパソコンを所有していないのでバックアップができず、記録メディアを繰り返し使うことができません。でも特に不自由している様子もなく、自宅近くの写真屋さんへ記録メディアを持ち込んでプリントするという、フィルム写真のときと同じスタイルでデジタル写真を楽しまれていました。

もちろん記録メディアはどんどん増えていきます。今でもパソコンを所有していない、あるいはパソコンが苦手で、同じように記録メディアを買い増しされている方がいるかもしれませんが、どのように保管されているのか気になります。

SDカードを40枚収納できるこの製品は、そのような方にぴったりだと思いました。販売価格は2,100円前後です。ファイルタイプの製品など他にも選択肢はありますが、耐衝撃、防塵、防水性などこのような製品の方が丈夫で安心です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。