岡嶋和幸の「あとで買う」

423点目:ブックマットにプリントを固定する三角コーナー

ミューズ「アートコーナーピタック」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミューズ「アートコーナーピタック」

プリント作品を額装するとき、ブックマット制作は専門業者に依頼しますが、プリントの装着は自分で行うことがほとんどです。ブックマットは窓を開けたボード(オーバーマット)と、プリントを乗せるボードの2層構造になっています。ボードにプリントの四隅を固定するのですが、そのための製品はいろいろ販売されています。

最近はフォトスクールの実習でも採用しているこの「アートコーナーピタック」を使うことが多いです。中性紙の四角いシールで、自分で折って三角にします。ボードにだけ接着されるためプリントを痛める心配はなく、コーナーをしっかり固定できます。販売価格は30mm(800ピース入り)が2,200円前後、50mm(200ピース入り)は1,700円前後、80mm(200ピース入り)は3,200円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。