岡嶋和幸の「あとで買う」

274点目:持ち運びに便利で座り心地の良い屋外用チェア

ヘリノックスのアウトドアチェア

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ヘリノックスのアウトドアチェア

学生時代に使っていたカメラバッグはジュラルミン製(アルミニウム合金の一種)でした。当時はそれが格好良いと思っていて、若くて体力があったから重くても平気でした。でもやっぱり軽い方が楽なので、その後はテンバやドンケなどソフトタイプのものを選ぶように。でも腰掛けたり、脚立代わりに乗ったりできません。

大判カメラや大型ストロボ、ライトスタンドなどを入れるために「Lightware」(ライトウェア)というブランドのバッグを使っていた時期もありました。軽くて丈夫でイス代わりにもなりましたが、Amazonで検索したところ、例えば記事末のバッグは販売価格が13万円前後とすごく高くてびっくり。以前はこの半額以下で購入できたと思います。

撮影にイスを携行することがあります。近年はアウトドア用品が充実し、折り畳んでコンパクトに収納でき持ち運びに便利な製品がいろいろ選べます。お気に入りのブランドは「Helinox」(ヘリノックス)で、アウトドアチェアのラインアップが充実しています。車で移動するときは大きくてしっかりしたものを積んでいきますが、電車やバスなどを利用するときはこの製品くらいのサイズがちょうど良くて気に入っています。販売価格は1万3,000円前後です。

「DOD」(ディーオーディー)というブランドのこちらのチェアも座り心地が良いです。アウトドアチェアは増える一方なのですが、キャンプやバーベキューなどたくさん出番があるのであまり気にしないようにしています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。