岡嶋和幸の「あとで買う」

167点目:デジタルカメラでの撮影の様子を録画したい

アイ・オー・データのHDMI/アナログキャプチャー「GV-HDREC/B2」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

アイ・オー・データのHDMI/アナログキャプチャー「GV-HDREC/B2」

デジタルカメラのメニュー画面、EVFや背面モニターの撮影中の表示が教材として必要なときがあります。雑誌や書籍に掲載するほか、写真教室でプロジェクター投影したりするわけですが、最近はElgatoのHDMIキャプチャーカード「Cam Link 4K」を介してパソコンで取り込んでいます。屋外ではノートパソコンを使用するのですが、撮影が大がかりになり、フットワークも悪くなります。

今から20年前、デジタルカメラマガジンが月刊化されてすぐのころは、ソニーの静止画イメージキャプチャーアダプター「MVC-FDR3」にバッテリーを装着し、屋外での撮影の様子を記録していました。まだ手元にあるので使えないわけではないのですが、解像度が低く、フロッピーディスクを使用するため書き込みに時間がかかったり、すぐに容量が一杯になるなど使い勝手はあまり良くありません。

アイ・オー・データのHDMI/アナログキャプチャー「GV-HDREC/B2」はコンパクトさが魅力。販売価格は1万7,000円前後で、モバイルバッテリーが別途必要になりますが、付属の変換ケーブルで接続するだけで動作するようです。教材などで使用する映像の録画が屋外でも気軽に行え、カットやつなぎ合わせなど簡単な動画編集もできます。配信にも使えるなどいろいろ便利に活用できそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。