岡嶋和幸の「あとで買う」

134点目:スーツケースなど抱えた荷物の重さが量れる体重計

タニタの体重計「HD-665」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

タニタの体重計「HD-665」

最近は自宅にこもって仕事をする時間が増えて、外出するなど体を動かす機会が減っています。間食も増えて体重が増加傾向です。毎日体重計に乗るなど気にするようにしています。ところが、体が重くなったからなのか、頻繁に乗りすぎているのか、体重計の調子がいまひとつ。そろそろ買い換えようと考えています。

昨年以降、旅行には出かけていませんが、体重計はスーツケースなどの荷物の重さを量るときにも使います。荷物を手で持って量った重さから自分の体重を除くだけなのですが、その単純な引き算が、預け荷物の重量超過ラインを調整する際に面倒に感じます。フィルム写真の暗室作業で薬液の準備を行うとき、タニタのクッキングスケールを使っているのですが、容器を乗せてその重さをゼロにする機能が便利です。この「0表示機能」が体重計にもあるといいのにとずっと思っています。

せっかく買い換えるのなら、そのような機能がないものかと調べてみると、さすがタニタです。この「HD-665」が対応していました。「キャリーモード」という機能が搭載されていて、「Carry」ボタンを押したあと、荷物を持って乗り、荷物と一緒に降りて、最後に自分だけ乗ると、抱えた荷物の重さが表示されるみたいです。ホワイトとブラックが選べて、販売価格は3,000円前後です。まだしばらく旅行は無理な感じですが、体重を減らしながら「キャリーモード」の出番を待ちたいと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。