岡嶋和幸の「あとで買う」

127点目:調光レンズのサングラスで目の疲れを軽減する

オークリー「Flak Beta」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

オークリー「Flak Beta」

屋外撮影での必須アイテムとして、私の場合はサングラスが含まれます。といっても、ファインダーや背面モニターを見るときには外しているのですが、裸眼だと光に弱く普通の人より眩しく感じられ、真夏の晴天時は目が開けられないくらいです。そして疲れやすいため、被写体を探しているときなど移動中はいつもサングラスを掛けています。

これまではゴルフや車を運転するときに装着しているオークリーのサングラスを撮影でも使っていたのですが、偏光レンズが入っているため、くっきり鮮やかでどんな景色でもフォトジェニックに見えてしまいます。撮ろうと思ってサングラスを外した瞬間、実際にはたいした景色でなく、そのギャップで撮る気が失せてしまうことがけっこうありました。

このサングラスはレンズがクリアですが、調光レンズが入っているので、天候など条件によって透過率が下がって暗くなります。日陰や室内などに移動すると自動的に明るくなるので掛け外しの手間が省けそう。販売価格は3万円前後です。調光レンズのサングラスは一度も使ったことがないので、どのような効果が得られるのか、撮影だけでなく散歩やドライブなど出かけるのが楽しみです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。