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防水・耐衝撃デジカメを比較する(2011年版):画質編

Reported by 小山安博

 前回の「防水・耐衝撃デジカメを比較する(2011年版):機能・操作性編」に続いて、今回は防水・耐衝撃デジカメの画質をチェックしてみる。防水・耐衝撃デジカメとはいえ、通常のカメラではあるのだから、普段の画質も大きなポイント。今回は、一般的な用途での画質を見てみよう。

上段左からソニーサイバーショットDSC-TX10、パナソニックLUMIX DMC-FT3、ペンタックスOptio WG-1 GPS。下段左からカシオEXILIM EX-G1、富士フイルムFinePix XP30、オリンパスTough TG-810

 比較する機種は前回と同じく、オリンパス「Tough TG-810」、カシオ「EXILIM EX-G1」、ソニー「サイバーショットDSC-TX10」、パナソニック「LUMIX DMC-FT3」、富士フイルム「FinePix XP30」ペンタックス「Optio WG-1 GPS」。


機種名 TG-810 EXILIM EX-G1 DSC-TX10 DMC-FT3 FinePix XP30 Optio WG-1 GPS
メーカー オリンパス カシオ ソニー パナソニック 富士フイルム ペンタックス
有効画素数 1,400万 1,210万 1,620万 1,210万 1,420万 1,400万
光学ズーム倍率 5倍 3倍 4倍 4.6倍 5倍 5倍
焦点距離(mm) 28-140 38-114 25-100 28-128 28-140 28-140
手ブレ補正 CCDシフト - レンズシフト レンズシフト CCDシフト 電子
動画 720p 848×480 1080i 1080i 720p 720p
液晶モニター 3型92万ドット 2.5型23万ドット 3型92.1万ドット 2.7型23万ドット 2.7型23万ドット 2.7型23万ドット
GPS 搭載 - - 搭載 搭載 搭載
幅(mm) 100.2 103.5 95.6 103.5 99.2 115.5
高さ(mm) 64.5 64.2 56.1 64 67.7 58.5
奥行き(mm) 26 19.9 17.9 26.5 23.9 28.5
質量(g) 221 154 133 197 165 167

※レンズ焦点距離はいずれも35mm判換算


  • 作例のサムネイルをクリックすると、リサイズなし・補正なしの撮影画像をダウンロード後、800×600ピクセル前後の縮小画像を表示します。その後、クリックした箇所をピクセル等倍で表示します。

画角

 今回テストした6機種のうち、最も広角端の画角が広いのがDSC-TX10。35mm判換算(以下同)で焦点距離25mm相当となっており、風景写真や室内写真など、広い範囲を撮影したい場合にも適している。最も画角が狭いのがカシオのEX-G1。38mm相当となっており、用途によっては物足りなく感じるかもしれない。ほかの4モデルは28mm相当で横並びだ。

 一方望遠に強いのは、140mm相当のTG-810、FinePix XP30、Optio WG-1 GPS。次がDMC-FT3(128mm相当)、EX-G1(114mm相当)、DSC-TX10(100mm相当)の順。ズーム比ではTG-810、WG-1 GPS、DMC-FT3の光学5倍ズームがトップだ。


・TG-810
広角端 / TG-810 / 約5.7MB / 4,288×3,216 / 1/160秒 / F11 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm 望遠端 / TG-810 / 約5.5MB / 4,288×3,216 / 1/125秒 / F18 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 25mm

・EXILIM EX-G1
広角端 / EX-G1 / 約4.8MB / 4,000×3,000 / 1/800秒 / F3.9 / 0.0EV / ISO64 / WB:オート / 6.7mm 望遠端 / EX-G1 / 約4.9MB / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F5.4 / 0.0EV / ISO64 / WB:オート / 20.0mm

・DSC-TX10
広角端 / DSC-TX10 / 約2.7MB / 4,608×3,456 / 1/1,000秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 4.4mm 望遠端 / DSC-TX10 / 約2.4MB / 4,608×3,456 / 1/640秒 / F5.6 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 17.7mm

・DMC-FT3
広角端 / DMC-FT3 / 約4.4MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F10 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 4.9mm 望遠端 / DMC-FT3 / 約4.7MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F5.9 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 22.8mm

・FinePix XP30
広角端 / FinePix XP30 / 約3.2MB / 4,320×3,240 / 1/900秒 / F6.2 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm 望遠端 / FinePix XP30 / 約3.1MB / 4,320×3,240 / 1/500秒 / F8 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 25mm

・Optio WG-1 GPS
広角端 / Optio WG-1 GPS / 約4.4MB / 4,288×3,216 / 1/1,000秒 / F4.2 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm 望遠端 / Optio WG-1 GPS / 約4.1MB / 4,288×3,216 / 1/400秒 / F6.6 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 25mm

最短撮影距離

 それぞれの最短撮影距離は、TG-810がマクロモードで20cm、EX-G1がマクロモードで10cm、DSC-TX10が1cm、DMC-FT3が5cm、FinePix XP30が9cm、Optio WG-1 GPSが10cmとなっている。

 さらにTG-810には「スーパーマクロ」という設定もあり、被写体に3cmまで近づける。Opito WG-1 GPSなら「1cmマクロ」も選べる。

 被写体に1cmまで寄れるのはDSC-TX10とOptio WG-1 GPSで、DSC-TX10は「おまかせオート」にしておけば、特別な設定をすることなく自動的に1cmまで寄れるのは便利。ただ、ここまで寄るとカメラの影が映らないように撮影するのはかなり困難。一方Optio WG-1 GPSは、レンズ周囲のLEDが近距離の被写体を照らす「デジタル顕微鏡モード」で、被写体に影が重なる問題を防いでくれる。


・TG-810
スーパーマクロ / TG-810 / 約5.7MB / 4,288×3,216 / 1/500秒 / F4.7 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.6mm

・EX-G1
マクロ / EX-G1 / 約4.6MB / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F3.9 / 0.0EV / ISO64 / WB:オート / 6.7mm

・DSC-TX10
マクロ / DSC-TX10 / 約2.6MB / 4,608×3,456 / 1/800秒 / F4.5 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 4.4mm

・DMC-FT3
マクロ / DMC-FT3 / 約4.7MB / 4,000×3,000 / 1/800秒 / F3.3 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 4.9mm

・FinePix XP30
マクロ / FinePix XP30 / 約5.6MB / 4,320×3,240 / 1/550秒 / F6.2 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm

・Optio WG-1 GPS
1cmマクロ / Optio WG-1 GPS / 約4.5MB / 4,288×3,216 / 1/125秒 / F4.6 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 6.1mm

感度


・TG-810

 被写体や撮影シーンにもよるが、ISO800でも十分使える印象

ISO80 / TG-810 / 約5.9MB / 4,288×3,216 / 1/40秒 / F5.3 / 0.0EV / WB:オート / 10.7mm ISO100 / TG-810 / 約6.0MB / 4,288×3,216 / 1/50秒 / F5.3 / 0.0EV / WB:オート / 10.7mm
ISO200 / TG-810 / 約5.6MB / 4,288×3,216 / 1/100秒 / F5.3 / 0.0EV / WB:オート / 10.7mm ISO400 / TG-810 / 約5.6MB / 4,288×3,216 / 1/200秒 / F5.3 / 0.0EV / WB:オート / 10.7mm
ISO800 / TG-810 / 約5.6MB / 4,288×3,216 / 1/400秒 / F5.3 / 0.0EV / WB:オート / 10.7mm ISO1600 / TG-810 / 約5.7MB / 4,288×3,216 / 1/100秒 / F14 / 0.0EV / WB:オート / 10.7mm

・EX-G1

 ISO800から急に解像感が失われ、それ以降はノイズも多い。

ISO64 / EX-G1 / 約4.9MB / 4,000×3,000 / 1/50秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.5mm ISO100 / EX-G1 / 約5.4MB / 4,000×3,000 / 1/60秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.5mm
ISO200 / EX-G1 / 約5.4MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.5mm ISO400 / EX-G1 / 約5.2MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.5mm
ISO800 / EX-G1 / 約5.4MB / 4,000×3,000 / 1/500秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.5mm ISO1600 / EX-G1 / 約5.5MB / 4,000×3,000 / 1/250秒 / F10.5 / 0.0EV / WB:オート / 11.5mm

・DSC-TX10

 裏面照射型CMOSセンサーのExmor Rを搭載しているためか高感度に強く、この環境ではISO800でも実用的なレベル。解像感は喪失しているが、ISO1600でも低ノイズだ。

ISO125 / DSC-TX10 / 約3.0MB / 4,608×3,456 / 1/100秒 / F4 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 11.3mm ISO200 / DSC-TX10 / 約2.9MB / 4,608×3,456 / 1/160秒 / F4 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 11.3mm
ISO400 / DSC-TX10 / 約3.5MB / 4,608×3,456 / 1/320秒 / F4 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 11.3mm ISO800 / DSC-TX10 / 約3.4MB / 4,608×3,456 / 1/400秒 / F5 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 11.3mm
ISO1600 / DSC-TX10 / 約3.5MB / 4,608×3,456 / 1/800秒 / F5 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 11.3mm ISO3200 / DSC-TX10 / 約3.8MB / 4,608×3,456 / 1/800秒 / F7.1 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 11.3mm

・DMC-FT3

 ISO800まで使える印象で、ISO1600もノイズと解像感のバランスは悪くない。

ISO100 / DMC-FT3 / 約4.6MB / 4,000×3,000 / 1/40秒 / F5.2 / 0.0EV / WB:オート / 11mm ISO200 / DMC-FT3 / 約4.4MB / 4,000×3,000 / 1/80秒 / F5.2 / 0.0EV / WB:オート / 11mm
ISO400 / DMC-FT3 / 約4.5MB / 4,000×3,000 / 1/160秒 / F5.2 / 0.0EV / WB:オート / 11mm ISO800 / DMC-FT3 / 約4.7MB / 4,000×3,000 / 1/320秒 / F5.2 / 0.0EV / WB:オート / 11mm
ISO1600 / DMC-FT3 / 約4.7MB / 4,000×3,000 / 1/640秒 / F5.2 / 0.0EV / WB:オート / 11mm

・FinePix XP30

 比較した6機種の中ではノイズは多めで、ISO400までが常用できるレベル。ISO800以降は解像感は多少残っているものの、ノイズは多い。

ISO100 / FinePix XP30 / 約5.6MB / 4,320×3,240 / 1/105秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 10.5mm ISO200 / FinePix XP30 / 約5.7MB / 4,320×3,240 / 1/210秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 10.5mm
ISO400 / FinePix XP30 / 約5.7MB / 4,320×3,240 / 1/420秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 10.5mm ISO800 / FinePix XP30 / 約5.9MB / 4,320×3,240 / 1/350秒 / F8 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 10.5mm
ISO1600 / FinePix XP30 / 約6.0MB / 4,320×3,240 / 1/750秒 / F8 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 10.5mm ISO3200 / FinePix XP30 / 約4.5MB / 4,320×3,240 / 1/1500秒 / F8 / 0.0EV / WB:蛍光灯 / 10.5mm

・Optio WG-1 GPS

 最低感度は本来ISO80だが、ハイライト補正をオンにしたままであったため、ISO160からになってしまっている。ISO3200以上は画像サイズが500万画素に固定される。ノイズは少ないが、ISO800以降は解像感の喪失が大きい

ISO160 / Optio WG-1 GPS / 約3.8MB / 4,288×3,216 / 1/100秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.1mm ISO200 / Optio WG-1 GPS / 約3.8MB / 4,288×3,216 / 1/125秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.1mm
ISO400 / Optio WG-1 GPS / 約4.0MB / 4,288×3,216 / 1/250秒 / F4.6 / 0.0EV / WB:オート / 11.1mm ISO800 / Optio WG-1 GPS / 約4.2MB / 4,288×3,216 / 1/320秒 / F5.5 / 0.0EV / WB:オート / 11.1mm
ISO1600 / Optio WG-1 GPS / 約4.2MB / 4,288×3,216 / 1/640秒 / F5.5 / 0.0EV / WB:オート / 11.1mm ISO3200 / Optio WG-1 GPS / 約1.6MB / 2,592×1,944 / 1/1,250秒 / F5.5 / 0.0EV / WB:オート / 11.1mm

※ISO6400は最高シャッター速度が足りず露出オーバーのため非掲載。


暗部補正

 最近のデジタルカメラには、暗部と明部の露出のバランスを補正して撮影する機能を搭載したものが多い。露出を変えた画像を複数枚撮影して合成するHDR機能や、ISO感度や露出補正で暗部を明るく補正するものなどやり方はさまざまだが、白とび・黒つぶれを抑える撮影方法として、適切に使えば便利な機能だ。


・TG-810
風景 / TG-810 / 約5.5MB / 4,288×3,216 / 1/160秒 / F11 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm 暗部補正ON / TG-810 / 約5.6MB / 4,288×3,216 / 1/160秒 / F11 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm
暗部補正OFF / TG-810 / 約5.7MB / 4,288×3,216 / 1/160秒 / F11 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm

・EX-G1

 ほかのEXILIM同様、「ライティング」機能を搭載。明暗のバランスを最適化して撮影してくれる。設定できるのは切、入、エクストラの3種類。

ライティング:切 / EX-G1 / 約5.6MB / 4,000×3,000 / 1/800秒 / F3.9 / 0.0EV / ISO64 / WB:オート / 6.7mm ライティング:入 / EX-G1 / 約5.5MB / 4,000×3,000 / 1/800秒 / F3.9 / 0.0EV / ISO64 / WB:オート / 6.7mm
ライティング:エクストラ / EX-G1 / 約5.6MB / 4,000×3,000 / 1/800秒 / F3.9 / 0.0EV / ISO64 / WB:オート / 6.7mm

・DSC-TX10

 通常のおまかせオート撮影、プレアムおまかせオート撮影に加えてシーンモードの逆光補正HDRを搭載。3枚の画像を撮影して合成することで、画質が悪化しないのがメリット。

おまかせオート / DSC-TX10 / 約3.9MB / 4,608×3,456 / 1/500秒 / F6.3 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 4.4mm プレミアムおまかせオート / DSC-TX10 / 約3.9MB / 4,608×3,456 / 1/500秒 / F6.3 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 4.4mm
逆光補正HDR / DSC-TX10 / 約3.2MB / 4,608×3,456 / 1/500秒 / F6.3 / 0.0EV / ISO125 / WB:オート / 4.4mm

・DMC-FT3

 シーンモード内に「ハイダイナミックレンジ」を搭載。「STD.」、「ART」、「B&W」の3種類の効果が用意されている。ISO感度をISO400に増感して暗部を明るく補正しているため、多少の画質劣化があるようだ。シーンモード風景、STD.、ART、B&W。

風景 / DMC-FT3 / 約4.6MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F10 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 4.9mm ハイダイナミックレンジ:STD / DMC-FT3 / 約4.8MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F10 / 0.0EV / ISO400 / WB:オート / 4.9mm
ハイダイナミックレンジ:ART / DMC-FT3 / 約4.9MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F10 / 0.0EV / ISO400 / WB:オート / 4.9mm ハイダイナミックレンジ:B&W / DMC-FT3 / 約4.6MB / 4,000×3,000 / 1/200秒 / F10 / 0.0EV / ISO400 / WB:オート / 4.9mm

・FinePix XP30

 暗部補正に相当する機能はない。通常のオート撮影モードとシーンモードの風景モードでのサンプルを掲載する。

オート撮影 / FinePix XP30 / 約5.7MB / 4,320×3,240 / 1/1,000秒 / F6.2 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm 風景 / FinePix XP30 / 約5.7MB / 4,320×3,240 / 1/1,000秒 / F6.2 / 0.0EV / ISO100 / WB:オート / 5mm

・Optio WG-1 GPS

 D-Range設定という名称で、ハイライト補正のオンオフ、シャドー補正のオンオフの2種類が用意されている。最初の画像はいずれもオフの風景モード、2番目はハイライト補正オフ、シャドー補正オン、3番目はハイライト補正オン、シャドー補正オフ、4番目はハイライト補正とシャドー補正オン。ハイライト補正をオンにすると最低ISO感度はISO160になる

風景 / ハイライト補正:OFF / シャドー補正:OFF / Optio WG-1 GPS / 約4.0MB / 4,288×3,216 / 1/1,250秒 / F4.2 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm ハイライト補正:OFF / シャドー補正:ON / Optio WG-1 GPS / 約4.0MB / 4,288×3,216 / 1/1,250秒 / F4.2 / 0.0EV / ISO80 / WB:オート / 5mm
ハイライト補正:ON / シャドー補正:OFF / Optio WG-1 GPS / 約4.0MB / 4,288×3,216 / 1/1500秒 / F4.2 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 5mm ハイライト補正:ON / シャドー補正:ON / Optio WG-1 GPS / 約3.9MB / 4,288×3,216 / 1/1500秒 / F4.2 / 0.0EV / ISO160 / WB:オート / 5mm

まとめ

 すでに何代にもわたってタフネスデジカメをリリースしているオリンパスを始め、各社ともバリエーションに富んだタフネスデジカメを発表している。強力なタフネス性能を誇るモデルから、ライトでも普段使いに違和感のないモデルまで、どのモデルも特徴的で選ぶ楽しみがある。

 防水・耐衝撃性能に関しては、本格的なシュノーケリングや衝撃が気になるアウトドアシーンまで対応できるTG-810やDMC-FT3といったモデルが安心感が高いが、コンパクトで持ち歩きやすいDSC-TX10やEX-G1でも、海水浴やプール程度なら特に問題がないし、普段から日常的に使えそうなデザイン性も特徴といえるだろう。

 また、Optio WG-1 GPSを除くすべての機種が、動画専用ボタンを搭載しているのもありがたい。特にシュノーケリングでは静止画と同様、動画を撮る機会が多い。ボタン一つで動画に切替えられることから、操作に手間取りがちな水中でもチャンスに強いのだ。

 ただしDSC-TX10の動画ボタンは、押してから実際に記録が始まるまで5秒程度待たされる。あらかじめ動画モードにしておけば待ち時間なく記録が始まるが、今度は動画でしか撮れなくなる。モード切替ダイヤルがない上、静電容量式のタッチパネルのため、水に入るとメニュー操作が行なえなくなるためだ。

 なお今回の試用では、EX-G1以外の全機種で、記録メディアをサンディスク「エクストリーム・プロ・SDHC・UHS-Iカード 8GB」に揃えた。EX-G1のみサンディスク「microSDHCカード 32GB」を使用している。いずれも静止画の記録後に書き込みで長く待たされることはなく、動画記録時にも問題はない。エクストリーム・プロは防水仕様なので、アウトドアユースとの相性は良い。万が一カメラ内部が浸水しても、記録メディアが守られる可能性があるのは安心感が高い。

サンディスクの「エクストリーム・プロ・SDHC・UHS-Iカード」は防水仕様。防水・耐衝撃デジカメが活躍するアウトドアでも実力を発揮する

 防水・耐衝撃デジカメも進化を年々遂げ、GPS機能など、防水・耐衝撃性能以外の付加機能も多様になってきた。さらに防水使用の記録メディアが入手できるようになるなど、防水・耐衝撃デジカメをとりまく環境も変化している。アウトドアでの撮影が多くなるこれからの季節、改めて検討してみてはいかがだろうか。





小山安博
某インターネット媒体の編集者からライターに転身。無節操な興味に従ってデジカメ、ケータイ、音楽プレーヤー、コンピュータセキュリティなどといったジャンルをつまみ食い。軽くて小さいものにむやみに愛情を感じるタイプ。デジカメ、音楽プレーヤー、PC……たいてい何か新しいものを欲しがっている。

2011/5/26 15:09