OLYMPUS PEN Lite E-PL7は、EVF非搭載のミラーレスカメラ「OLYMPUS PEN」シリーズの最新モデル。小型軽量のボディと高い質感を両立した製品だ。
全体的なシルエットは、OLYMPUS PEN Lite E-PL6(2013年6月発売)を受け継ぐもの。ただし細部がブラッシュアップされ、上位モデルOLYMPUS PEN E-P5(2013年6月発売)を思わせる箇所もある。
機能面でのハイライトは、液晶モニターが下方向に開くところだろう。他のカメラに見られないこの機構、オリンパスによると、自分撮りがしやすくなるという触れ込みだ。実際の使い勝手は、後日に掲載予定の新製品レビューで大きくとり上げたい(撮影 = 本誌:鈴木誠)
OLYMPUS PEN Lite E-PL7シルバー。装着レンズは、14-42mm EZレンズキットおよびEZダブルズームキットに付属するM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ。 自分撮り対応モニターといえば他機種は上方向に開くが、本気は下方向に開く。指がレンズに干渉しにくいなどのメリットがあるという。もちろんタッチパネル式だ。写真は本革ボディージャケットCS-45Bを装着した状態。 トップカバーの刻印は、上位機種E-P5と同じ「OLYMPUS PEN」。E-PL6までのPEN Liteシリーズは「OLYMPUS」のみだった。 シャッターボタン周りのコントロールダイヤルも、これまでのPEN Liteになかった装備。 新アートフィルター「ヴィンテージ」は、フィルムプリントの退色を再現。ビンテージ調の作風が楽しめるという こちらも新アートフィルターの「パートカラー」。他社に遅れただけあって、調整できる項目がいろいろある。 そのひとつがコントロールダイヤルを使った機能。微妙な色調を抜きだせる。 OLYMPUS PEN Lite E-PL6(右)と並べてみた。フロントカバーのすべてを張り革が覆うようになったのは大きい。 本革ボディージャケットCS-45Bに、9月下旬発売の本革レンズジャケットLC-60.5GLを組み合わせてみた。沈胴時のM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZにかぶせて、レンズ前面を保護するアクセサリーだ。