写真で見るソニーNEX-5N
ソニーが9日に発売するレンズ交換式デジタルカメラ「NEX-5N」をお借りできたため、外観と画面写真を掲載する。
NEX-5Nは2010年6月に発売した「NEX-5」の後継機種。EVFを内蔵する「NEX-7」の下位にあたる。NEX-5の外観イメージをほぼ継承しつつ、画素数アップ、静電容量式タッチパネル液晶モニターの搭載、外付けEVFへの対応などを行なった。
店頭予想価格は、ボディのみ7万5,000円前後、「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」が付属するズームレンズキットが8万5,000前後、ズームレンズキットに「E 16mm F2.8」を加えたダブルレンズキットが9万5,000円前後、ズームレンズキットに「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」ダブルズームレンズキット(11月11日発売)が11万円前後の見込み。
電子先幕シャッターを利用可能とし、レリーズタイムラグは「レンズ交換式デジタルカメラにおいて世界最速」(標準ズームレンズ装着時、CIPA撮影条件、最短時)という0.02秒を実現した。連写速度は10コマ/秒。動画記録はフルHDの60p記録などに対応するAVCHD Ver.2.0に準拠する。レンズ収差補正機能や追尾フォーカス機能もNEX-5にはなかった機能だ。
これまでNEXシリーズなどのミラーレスカメラで気になりがちだったレリーズタイムラグを、電子先幕シャッターの採用により改善。最上位機種のNEX-7が発表された傍らでスペック的な印象は薄いが、撮影レスポンスの向上をはじめとする地道な改善点が光る。外付けEVFへの対応もNEX-5Nならではのトピックだ。内蔵EVFやNEX-7並みの高画素を求めなければ、極限まで削ぎ落されたいかにもソニーらしいルックスの本機も魅力的だろう。
■外観
・NEX-5N(ホワイト)
側面の端子類 | チルト式液晶モニターのヒンジ部(右:NEX-5) |
バッテリーと記録メディアスロット | 付属のバッテリーとチャージャー |
付属の着脱式ストロボ | 装着例 |
従来同様、ネジで固定するタイプ | 未使用時は畳むとストロボがオフになる |
・NEX-5(右)と比較
・電子ビューファインダー「FDA-EV15」装着例
(参考)EVF内をコンパクトデジカメで撮影 |
・マウントアダプター「LA-EA2」
LA-EA2 | トランスルーセントミラーテクノロジーを採用。ほぼ全てのAマウントレンズでAFが可能に |
三脚座と一体型になった |
■画面
・撮影画面
撮影画面(絞り優先モード) | 追尾したい被写体をタッチで指定できる |
「手持ち夜景」や「スイングパノラマ」を引き続き搭載 | |
スイングパノラマ撮影画面 | 3Dスイングパノラマにも対応 |
メニュー |
画面上のモードダイヤルはタッチ操作可能 | 状況に応じたヘルプ表示も搭載 |
カメラ(1/4) | カメラ(2/4) |
カメラ(3/4) | カメラ(4/4) |
画像サイズ(1/4) | 画像サイズ(2/4) |
画像サイズ(3/4) | 画像サイズ(4/4) |
明るさ・色合い(1/2) | 明るさ・色合い(2/2) |
再生(1/3) | 再生(2/3) |
再生(3/3) |
セットアップ(1/13) | セットアップ(2/13) |
セットアップ(3/13) | セットアップ(4/13) |
セットアップ(5/13) | セットアップ(6/13) |
セットアップ(7/13) | セットアップ(8/13) |
セットアップ(9/13) | セットアップ(10/13) |
セットアップ(11/13) | セットアップ(12/13) |
セットアップ(13/13) |
・再生画面
再生画面 | 詳細表示 |
拡大表示の範囲を指で移動することも可能 |
鈴木 誠
2011/9/5/ 16:42