アルティザン&アーティスト「ACAM-E25R」

〜すばやく長さ調節できる斜め掛けストラップ

 アルティザン&アーティストが11月に発売した「ACAM-E25R」(7,035円)は、素早い長さ調節が可能な「イージースライダー」機構を採用する斜め掛けストラップの新モデル。新たに取り付け部に丸リングを採用しているのが特徴だ。フォトキナ2012の同社ブースに展示されていた。

ACAM-E25R(左からカーキ、レッド、ブラック)

 同社のイージースライダー採用ストラップは、カメラ取り付け部がナイロンテープタイプの「ACAM-E25」(6,825円)が発売済み。ACAM-E25Rはその取り付け部をリングタイプとしたモデルだ。メーカーWebサイトで紹介しているM型ライカのほか、同様のストラップ取り付け部を備えるミラーレスカメラなどでも便利に使えそうである。

ライカM8.2に取り付けたところ(カーキ)ソニーNEX-7に取り付けたところ(レッド)
取り付け部分。カメラボディの傷つきを防ぐ“あて革”も装備ストラップはナイロン素材。取り付け部分にはレザー素材を採用

 長さの変更は、ストラップのD字型パーツに指を掛け、上もしくは下方向に引っぱるだけ。スムーズにスライドし、かつ手を離したところでピタリと止まってくれる。ワンアクションで即座に長さを変えられるので、ぶらぶらと散歩がてら撮影するようなシーンにもってこいだろう。

長さを調節しているところ
斜め掛けでの撮影時には、ストラップ自体がある程度の長さになる(右)
縮めたところ。これなら歩行時にもカメラが落ち着く自転車に乗る際、メッセンジャーバッグのように背中に回せる点が好評という
長さは82〜139cm。首掛け程度に短くすることもできる

 取り付け部を除く基本的な機構やカラーバリエーションは、発売済みのテープタイプ(ACAM-E25)と同様。ストラップ幅はライカ向けとしては広め(24mm)のため、長時間の携行でも体の負担が少なそうだ。イージースライダーの快適さとあわせて、撮り歩き派にはぜひ一度試していただきたい。

リベットにはARTISAN&ARTISTの文字レッドには黒いタグが付く
カーキとブラックのブランドタグは赤い




本誌:鈴木誠

2012/11/21 00:00