フォトアプリガイド

レトロなカメラ(Android)

豊富なレトロ系エフェクトが使える代替カメラアプリ

今回紹介する「レトロなカメラ」は、エフェクトの付加をメインとした常用タイプのカメラアプリだ。編集機能はなく、撮影機能しかないため、純粋な代替カメラアプリとして利用できる。

価格は無料。試用バージョンは1.31。

これが「レトロなカメラ」を起動した状態だ。

画面中央には被写体が表示され、左側にはエフェクトが、右側には「シャッター」「フラッシュ」「縁」といったアイコンが並ぶ。

本アプリの基本的な使い方は、左側のエフェクトをタップして選択し、右側のシャッターアイコンをタップして撮影するというもの。できることはこれだけだ。タッチフォーカスやマクロといった機能はないので注意したい。

本アプリは無料で配信されていることもあり、広告が表示される。とはいえ表示位置は基本的に被写体画面の下。操作性を損ねるものではない。ただし、不規則なタイミングで画面全体に広告が表示されることがある。これがとても邪魔だ。

気になる場合は、右側下部に表示された「Pro」アイコンをタップしてアプリをアップグレード(アプリ内課金:140円)してみよう。広告表示が無効になるほか、ズーム機能も付加される。

アップグレードすると、広告があった場所にズームスライダーが表示された。

ズームイン・アウトはこのスライダーを左右に動かして行えるようになる。欲をいえば、端末の音量ボタンと連動してほしいところだ。

「シャッター」アイコンの下にある「縁」アイコンをタップすると、プリセットされた5種類の縁を選択できる。

もちろん縁無し設定も可能だ。ちなみに初期設定では「黒縁」が選択されている。

縁や構図が決まったら、左側のエフェクト部を上下にスライドし、エフェクトを決めよう。

エフェクトのサムネイルをタップすると被写体表示部にすぐさま反映される。なお、エフェクトは18種類プリセットされている。

撮影が終わるとプレビューが表示され、画面右側に「アルバム」と「共有」アイコンが表示される。

「アルバム」をタップするとアルバムアプリが選択でき、選んだアルバムアプリの機能がそのまま利用できる。

「共有」をタップすると、端末内にインストールしたアプリによって、例えばEvernoteやFacebookへのアップロードが可能となる。

なお、撮影した直後に自動保存されるため、「保存」のためのボタンは用意されていない。

潔いと感じたのが、エフェクトに「None」という項目がないこと。なにかしらのエフェクトを使うことが前提となるわけだ。考えてみればよほど古い端末を使っていない限り、単純なカメラとしての機能は純正カメラの方が上。そういった意味では、エフェクトありきで撮影したい場合に利用するものなのだろう。

非アップグレード時の拡大広告には不満を覚えるが、収録するプリセットエフェクトは扱いやすく、アプリとしては中々に面白い。とりあえず、無料で使えるので試してみてはいかがだろうか。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。