写真展
ライアン・マッギンレー写真展「BODY LOUD!」
(東京オペラシティアートギャラリー)
Reported by 関根慎一(2016/4/11 12:00)
2003年に25歳という若さでホイットニー美術館で個展を開催したライアン・マッギンレー(1977- )は、多くの美術館に作品が所蔵され、今日「アメリカで最も重要な写真家」と高く評価されています。マッギンレーは、北米の田園風景、野外コンサート会場、あるいはスタジオのなかで、巧妙に光を操りながら場面を設定し、35ミリの粒子の粗いフィルムで、まるで映画を撮るかのように自らが作り出す「ハプニング」を撮影します。微細で洗練された色彩と構図の写真作品が表現する、自由で過激、そしてときに純粋なユートピアのような世界は、古き良きアメリカのイメージとも重なりながら、同時に、仮想と現実が混在する現代という時代の空気を読み取ることができます。日本の美術館では初となる個展として、作家自選の約40点でその全貌を紹介します。
会場・スケジュールなど
- ・会場:東京オペラシティアートギャラリー3階
- ・住所:東京都新宿区西新宿3-20-2
- ・会期:2016年4月16日(金)~7月10日(木)
- ・時間:11時~19時(金・土は20時まで)
- ・休館:月曜日(5月2日は開館)
- ・入場:一般1,200円、大学・高校生800円(15名以上の団体は200円引き、中学生以下、東京オペラシティArts友の会会員は無料)