写真展

写真展「Philippe Salaun Collection」‐プリントアーティストが贈る、ロベール・ドアノー他6名の珠玉のモノクロプリント‐

(リコーイメージングスクエア銀座)

©Claude Batho

プリントアーティストとしてこれまで多くの写真家の作品のプリントを手掛けてきたフィリップ・サルーン。今 回サルーン氏がプリントし、長年コレクションしてきた珠玉の作品から、著名写真家7名を選定し、特別公開いたします。 日常の一瞬をユーモアやほろ苦さを込めて魅力的に表現したロベール・ドアノーや、静物の内なる声が 語りかけてくるようなクロード・バトーの静かで力強い作品。また、ストーリー性のあるサビーヌ・ヴァイスの作品などスナップ、ポートレート、スチル写真の様々なジャンルの中からのモノクロ作品18点に加え、サルーン氏が撮影した各写真家のポートレート作品7点の合計25点を展示・販売いたします。普段写真を撮る側の彼らを撮影したポートレートは目にする機会が少ないだけに大変に貴重です。この機会にぜひ作品とあわせてお楽しみください。

リコーイメージングスクエア銀座 写真展開催のご案内|RICOH IMAGING

会場・スケジュールなど

  • ・会場:リコーイメージングスクエア銀座
  • ・住所:東京都中央区銀座5-7-2三愛ドリームセンター8階 A.W.Pギャラリーゾーン
  • ・会期:2016年2月10日水曜日~2016年3月27日日曜日
  • ・時間:11時~19時(最終日16時まで)
  • ・休館:火曜日
  • ・入場:510円・年間パスポート3,600円・ペンタックスリコーファミリークラブ会員は無料(年間パスポート発行手数料324円が必要)※いずれも税込

収録作家

Robert Doisneau(ロベール・ドアノー), Claude Batho(クロード・バトー), Sabine Weiss(サビーヌ・ヴァイス), Malick Sidibe(マリック・シディベ), Willy Ronis(ウィリー・ロニ), Michel Thersiquel(ミシェル・テルシケル), Seydou Keita(セイドゥ・ケイタ), Philippe Salaun(フィリップ・サルーン)

Philippe Salaun

1943年フランスに生まれる。 1968年パリでスタジオの助手となり、写真家として歩み始めた。 一方プリントアーティストとしての道は1970年プロラボでの技術習得から始まっている。この時期から撮影はモノクロに集中。 1979年個人で始めてのプリント専門のアトリエをパリでスタートさせ、以降今日までロベール・ドアノー、エドワード・ブバ、クロード・バトー、ビル・ブラント等フランスを中心としたヨーロッパの著名写真家のポートフォリオを作製し、プリントアーティストとしての地位を築いた。 写真家及びプリントアーティストとして幅広く活動し、若い人の指導にも当たってきた。これまでに数回来日しており、数回の個展、プリントワークショップを開催している。分かり易い暗室作業は多くのファンを持っている。2015年にはマイアミのEATON FINE ARTで個展「The Funny Side of the Street」を開催。現在パリ在住。

(本誌:河野知佳)