大木靖子写真展「ひとひら」

役目を終えて、道端や公園に散った、葉っぱや花びら。

美しいその姿を留めようと、拾ってその場で針穴（ピンホール）カメラの穴を塞ぐように貼り、日に透かして撮影しています。

葉脈を流れる水。

太陽の光を透過して輝く、光の粒子。

虫食いの穴越しに見える光景。

肉眼で見るのとは少し異なる葉や花びらの姿を展示いたします（カラー顔料インクジェットプリント約40点）。

またあわせて、日常で口にする飲み物のグラスをのぞいてみた「グラスのなか」シリーズ、および酔い止め薬代わりに持ち歩いている水のペットボトル越しに見た光景の「ペットボトルと旅」シリーズも展示いたします（カラー銀塩プリント約10点）。

合計約50点（カラー顔料インクジェットプリント約40点、カラー銀塩プリント約10点）を展示。

（写真展情報より）