写真展

武田憲幸写真展「体書写影」

(ニコンサロン)

肌に直接描かれたものから、何か不思議なメッセージを感じたことはないだろうか。

私たち人間は、人体の部分に文字・文様・絵柄などを描くことで自己表現をしようとする文化をもっている。人体の部分が表現する表情や形態は、非言語的コミュニケーションだが、そこに文字・文様・絵柄などを描くことによって、更にメッセージ性が加わるものと思われる。

一方、日本には古来から、情景や物語などの絵図とその場面を説明する詞書を、紙や布に交互に描く絵巻というものがある。

今回展示する作品は、カメラと書をコラボレーションさせることによって、絵巻のような一場面を写真で表現しようと試みたものである。

書は、顔・手足・背中などの人体の部分に直接、詩歌や物語などの文字を書写して、その場面をイメージ映像化した。古事記・源氏物語・平家物語・和歌・経文・能・わらべ唄・陰陽五行などを題材に描いている。カラー64点。

(写真展情報より)

  • ・会場:ニコンサロンbis大阪
  • ・住所:大阪府大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • ・会期:2014年8月28日木曜日〜2014年9月3日水曜日
  • ・時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

(本誌:鈴木美香)