写真展
青山茂明写真展「鯉の形相」
(ニコンサロン)
2016年7月4日 17:00
鯉は身近な魚で、近くの小川に多数遊泳している。
その顔を意識して見ることはないが、よく見ると鯉にも器量不器量があることに気づく。そしてそれらが折々に見せる感情の表現は、まさに形相そのものである。それに魅せられた作者が、鯉と対峙しながら表情の変化に焦点を合わせ、鯉たちの性(さが)を顕現できないものかと、撮り綴った鯉のポートレート集である。
カラー60点。
会場・スケジュールなど
- ・会場:ニコンサロンbis新宿
- ・住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
- ・会期:2016年7月12日(火)~7月18日(月)
- ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
- ・休館:会期中無休
- ・入場:無料
作者プロフィール
1925年岐阜県土岐市生まれ。埼玉県新座市在住。44年に満州国・竜江省警務庁に勤務し現地で入隊。45年シベリアに抑留。47年復員後、写真を始める。56年から78年まで商社に勤務(63年から66年ニューヨーク駐在)。78年商社を退社し写真に専念。日本写真協会、ニッコールクラブに所属。写真展に、03年「ニューヨークの貌」(ニコンサロンbis21)、06年「日々の風景」(ニコンサロン bis)、09年「砂の呼吸」(新宿ニコンサロン)、12年「枯れ野讃歌」、14年「失われゆく原風景を求めて」(以上、ニコンサロンbis新宿)がある。写真集に03年『ニューヨークの貌』がある。