写真展

青山茂明写真展「鯉の形相」

(ニコンサロン)

鯉は身近な魚で、近くの小川に多数遊泳している。

その顔を意識して見ることはないが、よく見ると鯉にも器量不器量があることに気づく。そしてそれらが折々に見せる感情の表現は、まさに形相そのものである。それに魅せられた作者が、鯉と対峙しながら表情の変化に焦点を合わせ、鯉たちの性(さが)を顕現できないものかと、撮り綴った鯉のポートレート集である。

カラー60点。

ニコンサロン bis 新宿 2016年7月 - 写真展 - ニコンサロン

会場・スケジュールなど

  • ・会場:ニコンサロンbis新宿
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • ・会期:2016年7月12日(火)~7月18日(月)
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1925年岐阜県土岐市生まれ。埼玉県新座市在住。44年に満州国・竜江省警務庁に勤務し現地で入隊。45年シベリアに抑留。47年復員後、写真を始める。56年から78年まで商社に勤務(63年から66年ニューヨーク駐在)。78年商社を退社し写真に専念。日本写真協会、ニッコールクラブに所属。写真展に、03年「ニューヨークの貌」(ニコンサロンbis21)、06年「日々の風景」(ニコンサロン bis)、09年「砂の呼吸」(新宿ニコンサロン)、12年「枯れ野讃歌」、14年「失われゆく原風景を求めて」(以上、ニコンサロンbis新宿)がある。写真集に03年『ニューヨークの貌』がある。