ニュース

Apple Watchが「RICOH THETA S」のリモコンに

Androidは動画共有の対応機種を拡大

リコーは4月27日、全天球カメラ「RICOH THETA S」用のモバイルアプリを更新した。iOS/Androidともに新しくなっている。また、本体ファームウェアもバグフィックスを含む最新版01.50が公開された。

iOS版バージョン1.8.0では、ウェアラブル端末「Apple Watch」の画面でシャッターボタンおよび静止画/動画モードの切り替えボタンが使えるようになった。THETA Sアプリをアップデートすると、連携しているApple WatchにもTHETA Sアプリがインストールされる。

同日公開されたAndroid版のバージョン01.50 では、アプリから動画共有が行える対応端末を拡大したという。

仕様追記(4月27日16時50分)

記事初出時に「Apple Watchのリモコン機能はiOS端末経由でのみ利用できる」と記載していましたが、初回接続でのペアリング後はApple WatchとTHETA Sの直接接続でリモコンが使えるケースがあるとリコーより連絡を受けました(watch OS 2の仕様に準拠)。記事本文の該当部分を修正しています。

THETA SとApple Watchの直接接続が起こる条件は、THETA Sがペアリング済みのiOS端末を見つけられず(機内モードや電源OFFになっているなど)、かつTHETA Sアプリで一度ペアリングされてSSIDを記憶しているApple Watchが見つかれば、そこにWi-Fi接続される仕様です。

やってみた

iOSアプリのアップデートとともに、Apple WatchにTHETA Sアプリが入った
iOS端末とTHETA Sが繋がっていないと、その旨が表示される
Wi-Fi接続が確立すると、リモコン画面になる。中央がシャッターボタン、下の左右が静止画/動画のモード切り替えボタン

(本誌:鈴木誠)