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ニコン、「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E」をファームアップ

AF撮影時にズームリングを回すとMFになる現象を解消

ニコンは10月6日、交換レンズ「AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR」のファームウェアバージョンアップを告知した。意図せずマニュアルフォーカスに切り替わる現象が解消する。

このファームウェアは、AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRでオートフォーカス撮影時に、シャッターボタン半押ししたまま(またはAF-ONボタンを押したまま)ズームリングを回転させると、マニュアルフォーカスに切り替わる現象を解消するもの。

バージョンアップはニコンのサービス機関で受け付けている。ニコンピックアップサービスを利用するか(往復の送料はニコンが負担)、最寄りのニコンプラザやサービスセンターに持ち込む。バージョンアップの納期はおよそ1週間。

製造番号2007557〜2007596、および2008365以降は処置済み品のため、ファームウェアをバージョンアップする必要はない。

AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VRは、9月17日にニコンが発売した望遠ズームレンズ。35mm判のニコンFXフォーマットに対応する。シャッター速度4.5段分の効果を持つ手ブレ補正機構VRを搭載。希望小売価格は税別17万5,000円。

(本誌:折本幸治)