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キヤノン、フォトブックを販売できる「オンザマーケット」

作成者が価格を決定 PHOTOPRESSOで

キヤノンマーケティングジャパンは、フォトブックサービス「PHOTOPRESSO」(フォトプレッソ)において、自分の作品を販売できる「オンザマーケット」を5月14日に開始する。

自分で作成したフォトブックを出品し、希望者が購入できるシステム。フォトブックの作成と出品は無料。注文が入る毎に同社が製本を請け負うため、出品者が在庫を持つ必要がない。

販売価格は出品者が自由に設定可能で、製本価格(40ページで1,750円/冊~)にロイヤリティを上乗せして設定する。ロイヤリティは最低350円/冊。販売価格の最高額は30万円/冊。価格は後から変更することも可能。

ロイヤリティの算定は、3か月に1度、2/5/8/11月のそれぞれ15日締め。手数料(1冊350円、2~9冊400円、10~49冊500円、50冊~650円)を引いた額が出品者に支払われる。

出品方法はPHOTOPRESSOのギャラリーに一般公開して誰でも購入できるタイプと、限定公開の特定メンバーにだけ販売できる「ゲストルーム」の2タイプを用意する。

ギャラリーでは全ページ閲覧可能な設定のほか、10ページ目以降に閲覧制限を掛ける設定が可能。

PHOTOPRESSOのスタンプ機能などを使えば、ユーザーに感想などを伝えることができる。また、気になる著者をフォローすれば新刊が出る度に知ることができる。

作成したフォトブックは完成から60日間という購入期限があるが、一度注文すれば購入期限は無期限になり、オンザマーケットへの出品も無期限となる。

(本誌:武石修)