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ヨドバシカメラ恒例「新春記念撮影会」が開かれる

ヨドバシカメラ恒例の「新春ヨドバシ 記念撮影会」をご存知だろうか。毎年正月の2日間、全国のヨドバシカメラで行なわれるイベントだ。今年は1月3日(土)、1月4日(日)の2日に渡り、新宿東口店以外の全店舗で行なわれた。

マルチメディアAkibaは、第1エントランスで開催された。撮影するのは山岸伸さん。
広い空間を活かしての撮影。昨年は2日で約800組を撮影したとのこと。

撮影会といっても、参加者は撮る側ではなく、撮られる方。プロの写真家がお正月の記念撮影をしてくれるというもので、もう10年以上も前から続いているという。5,000円以上の購入者なら、誰でも無料で撮影してもらえる。家族や友達と一緒に写ることも可能だ。場所は各店舗によって異なるが、店内の一角や入口付近が選ばれている。

最大の魅力は、有名なプロ写真家に撮影してもらえること。例えば今年、マルチメディアAkibaでは山岸伸さんが、新宿西口本店では伏見行介さんが撮影を担当。有名プロ写真家に撮影してもらえるとあって、毎年楽しみに訪れるリピーターも多いそうだ。また、夫婦や家族と一緒に写る人も数多く見かけた。

山岸さんの機材はOM-D E-M1と、新製品のM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO。
撮影後にプリントを受け取る。台紙付きの本格的なものだ。

参加者は1日500名ほど(マルチメディアAkiba)とのことで、撮影は驚くほどテンポ良く進む。撮影の設定は写真家によって異なるが、伏見さんの場合は、OM-D E-M1でJPEGのみ。ライティングも撮影場所に合わせてセッティングする。筆者も撮影してもらったが、伏見さんに10秒程度で終了、カメラの背面モニターで確認させてもらい、すぐにプリントを受け取れたた。

こちらは新宿西口店。撮影を担当するのは伏見行介さん。
伏見さんの指示のもとポーズをとる。
撮影してもらった写真がこちら。伏見さん、ありがとうございました。

伏見さんによると「普段の仕事の撮影と違い、お客さんにそのまま見てもらえるのは新鮮。楽しんで撮影している」とのこと。一方、プリントを貰った参加者からは「クオリティの高い記念写真をとってもらってうれしい」との声が上がっていた。

写真を確認中。プロの撮影結果に、思わず笑みが漏れる。

もはや風物詩ともいえるヨドバシカメラの新春記念撮影会。気軽に参加しやすい雰囲気もあり、最近では買い物に来た外国人観光客の参加も多いそうだ。未体験の方は、来年こそ参加してみてはいかがだろうか。

(本誌:折本幸治)