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オリンパス、ドットサイトで被写体を追えるカメラを海外発表

 オリンパスは29日、ドットサイトを備えたレンズ一体型デジタルカメラ「SP-100」を海外で発表した。海外では3月に399.99ドルで発売する。国内での発売は未定。

 35mm判換算の焦点距離24-1,200mm相当の50倍ズームを搭載する高倍率機。

 ドットサイトは、EVFと内蔵ストロボの間に位置する。ドットサイトの中央にある赤い光を被写体に合わせることで、サッカーや鳥など動く被写体の撮影が簡単に行なえるという。望遠側で撮影していても、ズームを広角側に戻すことなく被写体を追跡できるとする。

 ドットサイトを内蔵したデジタルカメラは世界初だという。

 撮像素子は1/2.3型1,600万画素裏面照射型CMOSセンサー。最高感度はISO6400。1080 60pの動画撮影が可能。最高連写速度は7コマ/秒(フル画素時)。

 92万ドットのEVFも搭載する。液晶モニターは約64万ドットの3型。

 外寸は121.2mm×91.3×133.2mm、重量は589g。

(本誌:武石修)