富士フイルム、「XFレンズ」の新ロードマップで7本のレンズを公開

~初のズームレンズや手ブレ補正機構搭載レンズも

 富士フイルムは26日、レンズ交換式デジタルカメラ「FUJIFILM X-Pro1」用交換レンズ「フジノンXFレンズ」のロードマップを公開した。

フジノンXFレンズのロードマップ

 2012年秋に「14mm F2.8」(35mm判換算の焦点距離21mm相当)と「18-55mm F2.8-4 OIS」(同27-84mm相当)の2本を投入する。

 さらに2013年の早い段階に「23mm F1.4」(同35mm相当)、「27mm F2.8“パンケーキタイプ”」(同41mm相当)、「56mm F1.4」(同84mm相当)、「10-24mm F4」(同15-36mm相当)、「55-200mm F3.5-4.8 OIS」(同83-300mm相当)の5本を発売する。

 新たにリリースする18-55mm F2.8-4 OISは、XFレンズで初めてのズームレンズになる。また、レンズ名の“OIS”は手ブレ補正機構の搭載を表す。

 なお、いずれも絞りリングを備えるかは未定という。現行XFレンズは3本ともレンズ鏡筒に絞りリング持ち、製品名の“R”が絞りリング装備を示している。現行のXFレンズラインナップは、「XF 18mm F2 R」(同27mm相当)、「XF 35mm F1.4」(同53mm相当)、「XF 60mm F2.4 R Macro」(同91mm相当)の3本。

FUJIFILM X-Pro1。発売は2月。ボディのみの実勢価格は15万円前後

 FUJIFILM X-Pro1は、光学ビューファインダーと電子ビューファインダーを切り替えて使用できる「ハイブリッドマルチビューファインダー」、APS-Cサイズの有効1,630万画素「X-Trans CMOS」センサー、約123万ドットの3型液晶モニターなどを搭載するモデル。ノンレフレックス(ミラーレス)構造を採用しており、フランジバックは17.7mmとなっている。





(本誌:武石修)

2012/6/26 16:15