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ニコン、「Df」用速写ケースの無償交換を開始

 ニコンは12月20日、デジタル一眼レフカメラ「Df」用の「セミソフトケースCF-DC6」の不具合について、12月24日から改良品と無償交換すると発表した。

 CF-DC6については、12月11日に形状がDfのボディーと一部適合していなかったと発表し、交換手続きを追って告知するとしていた。今回、具体的な交換の方法などが公開された。

 12月20日以前に購入したすべてのCF-DC6が交換の対象となる。交換するには、当該のCF-DC6を修理センターに送付するか、各地のニコンプラザまたはサービスセンターに持ち込む。

 問題があるのは底ケースのみだが、交換は前ぶたも含む一式で行なう。対策前品と改良品の識別方法はWebサイトに掲載されている。

 CF-DC6は、Dfと同時に発売(11月28日)したカメラケース。本革製のいわゆる速写ケースで、底ケースと前ぶたがセットになっている。ブラックとブラウンの2色を用意し、価格は2万6,250円。

ニコンDf(ブラック)
ニコンDf(シルバー)
Dfシルバーにブラウンの下ケースを装着。ストラップは別売

 Dfは、同社フラッグシップ機「D4」と同じイメージセンサーと画像処理エンジンを採用し、外観に往年のニコンカメラのモチーフを散りばめたデジタル一眼レフカメラ。非Aiレンズへの対応も図った。ボディのみの実勢価格は27万8,000円前後。

(本誌:武石修)