グローバルDC、チルトレンズ搭載の二眼レフ風カメラ「AMPEL」


 グローバルDCは、オリジナルブランド「BONZART」(ボンザート)のトイデジタルカメラ「AMPEL」(アンペル、GDC-AMPEL)を11日に発売した。価格は1万4,700円。

 同社がCP+2012に出品していた製品。当初4月の発売とアナウンスしていたが、今回正式な発売日が決まった。

 2つのレンズおよび撮像素子を備え、上のレンズを選択すると通常撮影ができる一方、下のレンズはチルトレンズになっており、ミニチュア風写真が撮影できるのが特徴。液晶モニターが本体上部に付いており、二眼レフカメラのようにウエストレベルでの撮影ができる。液晶モニターは960×240ドットの2型TFT。

 撮像素子は1/3.2型500万画素CMOSセンサー。4:3と1:1のアスペクト比で撮影可能。最大1,280×720ピクセル、30fpsのAVI動画も撮影できる。感度はISO100またはオート。

 白黒やセピアのほか独自の「リフレッシング」とよばれるエフェクトも搭載した。チルトレンズ使用時はビビッドに設定するとよりミニチュアらしい写りになるという。

 レンズは実焦点距離9mm F2.8の単焦点タイプ。フォーカスは固定。最短撮影距離は0.5m。レンズの周囲はメタルリングになっており、別売のコンバージョンレンズを装着できる。

 記録メディアは32GBまでのSDHC/SDメモリーカード。電源は単3アルカリ乾電池×3本。三脚穴も備える。Webカメラとしても使用可能。

 外形寸法は約64.86×101.88×61.15mm。本体のみの重量は約145g。バッテリーを含む重量は約215g。

 ネックストラップなどが付属する。





(本誌:武石修)

2012/7/11 13:04