ニコン、広角22.5mmからの26倍ズーム対応単3電池モデル

　ニコンは、単3電池対応のコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX L810」を3月に、「COOLPIX L26」を2月16日にそれぞれ発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はCOOLPIX L810が3万3,000円前後、COOLPIX L26が1万3,000円前後の見込み。

■COOLPIX L810

　2011年2月に発売した「COOLPIX L120」の後継モデル。従来機からズーム倍率や画素数を向上させた。ズーム比を26倍にすることで、同時発表の上位モデル「COOLPIX P510」（42倍ズーム）よりも価格を抑えた。

　レンズは35mm判換算の焦点距離22.5-585mm相当。従来機は同25-525mm相当の21倍ズームだった。光学式手ブレ補正機構を搭載する。

　撮像素子は従来機の有効1,410万画素から有効1,610万画素に向上している。

　画像処理エンジンはEXPEED C2。最高感度はISO1600。シーン認識機能を備える。動画は720pに対応。3型約92万ドットの液晶モニターを引き継ぐ。電源は単3電池×4本。

　ハンドストラップ「AH-CP1」とソフトケース「CS-NH27」を用意する。

■COOLPIX L26

　COOLPIXシリーズのローエンドモデル。2011年2月に発売した「COOLPIX L23」の後継モデル。シルバーとレッドを用意する。

　画素数を従来の有効1,034万画素から1,610万画素に引き上げたほか、液晶モニターサイズを2.7型から3型にアップさせた。解像度は約23万ドットで従来機と同じ。

　レンズは5倍ズームを引き継ぐが、35mm判換算の焦点距離が28-140mmから26-130mmに広角化した。手ブレ補正は電子式。720pの動画撮影に対応する。電源は単3電池×2本。

　専用カメラケース「CS-NH39」を用意する。