富士フイルム、10倍ズームレンズ搭載の「FinePix T400」


 富士フイルムは、光学10倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix T400」を2月11日に発売した。価格はオープン。店頭予想価格は1万9,800円前後の見込み。本体色はシャンパンゴールド、レッド、ブラックから選べる。

シャンパンゴールドレッド
ブラック

 有効約1,600万画素の1/2.3型CCD、光学10倍ズームレンズ、3型約23万ドットの液晶モニターなどを搭載したデジタルカメラ。レンズは焦点距離28-280mm相当(35mm判換算)F3.4-5.6。CCDシフト式の手ブレ補正機構も備えている。

 従来モデル「FinePix T300」に対し、液晶モニターの輝度を約50%アップさせたという。また、ストロボの有効範囲を広角で約1.7倍、望遠で約10.6倍に拡大した。さらに起動時間を25%、AFにかかる時間を約15%以上短縮している。

 背面に「動画撮影ボタン」を装備。複数の動画をつなげられる「動画連結」機能や、シーンを抜き出す「動画カット」機能が利用できる。

 その他、「ぐるっとパノラマ」、「電子フォトアルバム」、「シーンぴったりナビ」など、FinePixシリーズでおなじみの機能を搭載。動画は1280×720ピクセルでの記録に対応する。

レッドブラック

主な仕様

製品名FinePix T400
撮像素子1/2.3型有効約1,600万画素CCD
レンズ焦点距離28-280mm相当(35mm判換算)F3.4-5.6
最短撮影距離約3cm(マクロ広角)、約90cm(マクロ望遠)
手ブレ補正CCDシフト式
感度ISO100-1600、ISO3200(画素混合)
液晶モニター3型約23万ドット
記録メディアSDXC/SDHC/SDメモリーカード
動画記録最高1,280×720/30fpsなど
バッテリーNP-45AまたはNP-45B
外形寸法104.2×58.5×28.5mm
質量約159g(バッテリー、メモリーカード含む)、約142g(本体のみ)



(本誌:折本幸治)

2012/1/18 14:56