オリンパスプラザ東京、大竹省二・あゆみ二人展「父と娘と」


 オリンパスプラザ東京は、大竹省二・あゆみ二人展「父と娘と」を9月1日から開催する。

(c)大竹省二

今回展示する作品は、父と娘との日常でのスナップショットです。父と娘それぞれがみつめるお互いの姿をはじめ、ふたりで過ごす家庭のさまざまな場面、ふたりでみつけた街の情景などを作品にまとめました。
カメラという"PEN"を手にして父と娘が描く日常風景の中に、ふたりの間で交わされた対話を感じていただければ幸いです。
大竹省二氏は、1920(大正9)年、静岡県に生まれ、中学生の頃から写真誌のコンテストに何度も入選するなど、早くから才能を認められました。戦後、プロとして発表した作品はドキュメンタリーから女性ポートレートまでと幅広く、卓越した表現力を駆使して次々と新しい試みに挑戦し、女性写真の第一人者の地位を確立。1950年代からの写真の新しい運動にも積極的に参加し、戦後の写真界を牽引しました。
一方で、洒脱な文章で綴るシナリオや随筆は1960年代以降興隆期を迎えたテレビや雑誌で人気を博し、映画の演出を手掛け、書画でも展覧会を開くなど、多方面で活躍しました。
(写真展情報より)

  • 名称:大竹省二・あゆみ二人展「父と娘と」
  • 会場:オリンパスプラザ東京
  • 住所:東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル1F・2F
  • 会期:2011年9月1日~2011年9月7日
  • 時間:10時~18時(最終日15時まで)
  • 休館:日曜・祝日

(本誌:鈴木誠)

2011/8/12 00:00